犬に対する愛情表現で最も大事なことは信頼関係を築くことだと思います。犬を買うとき同時に購入しなくてはいけないものがあります、洋服なんて犬は着たくありません、餌のトレイなんてバケツでもタライでも構いません、オモチャなんてボロボロのスリッパでも構いません、ペットシーツなんて新聞紙で構いません。犬との信頼関係を築くため、購入するものは被毛をとかすブラシです。スリッカーブラシやコーム(櫛)わんちゃんの被毛に合ったブラシを購入し、赤ちゃんの頃から毎日ブラッシングをしてあげるのが、信頼関係を築く一番の近道だと思います。しかしブラシや櫛は使い方によって皮膚を傷つけてしまう道具になりかねません、使い方をしっかりと把握し、優しくワンちゃんの毛玉や抜け毛をとかしてあげることによって、ワンちゃんは飼い主に体のどこでも触らせてくれるようになります、そのスキンシップによりワンちゃんと飼い主の間に信頼関係が生まれます。そして皮膚の新陳代謝を促し毛艶も良くなり皮膚病予防にもなるんです。トリミングサロンに行った時等もスムーズに作業が進み、トリマーもワンちゃん嫌な思いをしなくて済みます。小さい頃から飼い主とのスキンシップが有ったか無かったによって犬の性格や、他のワンちゃんや人間との接し方もずいぶん変わると私は思います。小さい頃から一度も被毛をとかしたことの無いわんちゃんが2歳になって初めてトリミングサロンに来たとしたら、もちろん体中毛玉だらけ、ブラシは引っかかり犬は痛い思いをしてしまいます、体を触られるのも嫌で嫌で噛み付いたり大声で鳴いたり、トリミングサロンに対し「痛いことをされる場所」と認識し、その後もずっとトリミングを嫌いな犬になってしまいます。それがもしヨーキーだったら、シーズー、プードルだったら、トリミング犬種だったなら一生嫌な思いをしなくてはいけないことになります。是非、ワンちゃんを買ったらまずは飼い主さんがブラッシングしてあげてください。スキンシップをとってあげて下さい。
ちなみに画像は頭の悪そうに見える帽子をかぶったマイティとアメです(笑)買ったはいいがかぶる時ない、こんなことしてないで、ブラッシングしなくちゃです☆