気がつけば・・・そばにワン子がいるのがあたりまえになっていた・・

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2007/10/15
一人じゃないんだって・・

小さくなったパクの次のお家について

葬儀屋のおじさんが教えてくれた

 

京都の最然寺というお寺が

供養してくれるって・・

 

ママがパクを連れて行った

 

共同の墓碑の下に

小さいパクを入れてきた・・って

 

他のお友達もみんな一緒

 

我が家はパク以来

ずっとこのお寺

 

同じ所に眠ってる

 

ここは本当は人間のお寺さん

 

ここの住職さんがご自分の愛猫を亡くされたとき

ペットを供養してくれるところがなかったそうだ

 

そこで・・

自分が愛されたペット達を供養してあげようと

思われたそうだ

 

納骨が終わったら

住職さんがお話をしてくれる

 

短くても長くても・・

愛されたペット達は幸せだと

失った事を悲しみ続けては

ペット達は成仏できない

一緒にいた時間を楽しかったねと

思ってくれることで

自分達の存在した意味があるのだと

 

毎年1回

合同供養のお知らせも来る

 

参加できなくても

ちゃんと供養してくださってるんだと感謝してる

 

きっと虹の橋の向こうで

色んな友達と遊んでるんだろうね

 

もうパクのお話はできないけど・・

いっぱい色々な事思い出して

楽しかったよ

 

いっつもパクの存在は感じてる

住職さんが言われた通りだね

 

じゃ〜ね

・・パク・・

 

 

 

1192369956657828.jpg

2007/10/14
虹を渡ったら・・

お家に帰ってから・・

1日パクを見ていた

 

でも・・

 

次はどうしてあげたらいいのか・・

ワンコを亡くす事が初めてだった我が家

 

現代みたいにペット産業が盛んでなかった頃

どこかに埋葬してた人だっていた

 

パクはどうしてあげるのか・・

 

地域の情報新聞に

ペットのお葬式いたします・・

って書いてあった

 

電話してみた

 

すぐに来てくれるって

 

おじさんが一人でやってきた

ダンボールだけど綺麗な箱に

一緒にパクを入れて

首輪も入れて・・

 

おじさんは箱に錦の布をかけてくれた

そして・・刀まで乗せてくれた

 

(人間みたい・・)

正直思った

 

そして・・

お気を落とされませんように・・と

 

そして本当に我が家からパクがいなくなった

 

病院から連れて帰ってきて

パクをずっと撫でていた

 

初めてパクを見た日のこと

ワンワン鳴いてた頃のこと

お家に入れてからのこと

チーズが大好きだったパク

お肉を詰まらせたパク

 

・・・全部が本当に過去のことになった実感

 

次の日

パクは小さなお骨の箱に入って帰ってきた

 

大切なものを失って

大事な思い出になった瞬間

 

もう・・

本当にいないんだね・・パク

 

 

 

1192367925961762.jpg

2007/10/08
本当に悲しかったのは・・

結果がそうなると・・

必ず自分のことを責めるもの

 

手術しなければよかったんじゃないか・・って

 

今考えると

それはかなり無理なこと

 

苦しんで苦しんで何もしてあげれずに

ただじっと見守るだけ・・

そんなことができたとは思わない

 

ただ・・

 

手術の後病院のケージのなかで

一人ぼっちで逝ってしまったのかと思うと

可愛そうで・・

悲しくて・・

 

寂しかったよね・・パク

 

手術の後すぐに連れて帰ればよかった

そうしたらみんなに看取られて逝けたのに・・

 

そんなことは

すべて後から考えてしまうこと

 

ごめんねパク・・

いっつも一緒にいたのに

一番一緒にいなきゃいけない時に一人ぼっちにして

 

悲しかったのは

パクが死んでしまったことではなく

看取ってやれなかったこと

2007/10/04
どうしたの?

パクは14歳になっていた

 

取り立てて老いた感じもなかったのは

ボサボサの毛のせいだったのか・・

 

食欲もあったし

お散歩も元気に行っていた

 

ある日

やけにパクが元気がない

お水を飲むけど

だるそうに横になる

 

何か変だよ・・

って事は誰が見てもわかった

 

そして獣医さんへ

 

先生の話によると

子宮蓄膿症だろう

本当ならすぐ手術しないといけない

でも・・

年齢的にも状態的にも

手術が成功する確立は高くない

どうしますか・・

 

 

放っておいたら確実に命は危ない

これは一か八かの手術になる

 

どうしますか・・

って言われてもその時は

手術してもらうしか仕方がなかった

 

ぐったりしたパクを病院に連れて行ったのは母

 

仕事から帰ったら手術は終わってた

取りあえずなんとか手術は終わりました・・

 

それは手術が成功した

・・って事に聞こえた我が家だった

2007/10/03
・・・・

チロのこと・・

まだまだ沢山書きたいエピソードがある

 

でも・・

そこまで行くと

パクがいなくなる

 

なんとなくその話に行き着きたくなくて

しばらく逃亡してました

 

もっともっと

いっぱいパクとの思い出はあるはずなのに

思い出話って限りがあるもんなんだな〜

・・って初めて感じた

 

パクがいなかったら

私の犬馬鹿人生はなかったはず

 

小さな1つの命だけど

私にこんな大きな影響を与えて・・

 

書く決心がついたよ

パクとのさよなら・・

 

2007/08/28
奇跡の復活

手術以後・・

パクは元気だった

 

チロが来てからは少し動きも活発になって

まだまだ若いもんには負けられない

・・って感じ

 

ご飯だって相変わらず何でも食べた

 

ご高齢でも若者でも

我が家のワンコご飯は同じだった

 

特にお肉

さすがワンコ

お肉になると目の色が変わる

・・くらい大好きだった

 

で・・ある日このお肉で悲劇が起こった

 

ネェネはお仕事だったんだけど

帰ってきたら

パクが死に掛けた〜〜

・・って大騒ぎ

 

当のパクはいつもと変わらないお出迎え

 

その日の晩御飯はステーキだった

 

勿論パクもチロもおこぼれにあずかるんだけど

1口大に切ってもらって

美味しく食べてごちそうさま〜〜

・・のはずが

 

パクが突然ヨタヨタとお庭に向かって歩き出した

 

え・・ってママと弟が見てる目の前で

バタってパクが倒れた

 

え〜〜〜

驚いて駆け寄る

 

全身を小刻みに痙攣させて

白目をむいてるパク

 

パク〜〜〜〜

突然の展開にあわてるママと弟

 

そして失禁

冷たくなってくパク

 

正直二人はこのままパクは死んでしまうと思った

 

そのとき

パパが帰宅

 

パクが大変や〜〜

パクが死ぬ〜〜〜

大騒ぎの向こうに瀕死のパク

 

パパはパクの体をさすり始めた

どんな風にしてたかは見てないからわからない

けど・・

本人いわく

人工マッサージをした

(なんじゃそれは

 

冷たくなってく体を何分もマッサージしたらしい

本人いわく20分くらいした・・とか

 

すると冷たいパクがムクッて立ち上がり

フラフラ2.3歩歩いてから

ゲ〜〜〜〜

って吐いた

 

大きなお肉の塊が1つポロって出てきた

 

そう・・

ステーキ詰まらせたのだ

 

お肉が取れてパクは生還した

何事も無かったかのようにお水を飲んだらしい

 

勿論勿論

それ以後のパパの自慢話は

ワシがパクを生き返らせた

一部始終を語る語る

 

でもさすがにあの時パパが帰ってこなければ

パクは確実に・・

 

ママも弟もその件に関しては納得して話を聴いている

 

以来我が家では

お肉は小さく切ることに

 

何か食べた気がしないパクとチロだけど・・

2007/08/20
お乳がでる

今日は久々にパクの話

 

今考えるとパクはヒートの後想像妊娠してたんだと思う

 

時々お乳がでていた

 

ママもネェネもお乳は搾らないと・・

って出てくるお乳を搾っていた

(絞っちゃだめなんだよ〜〜

 

想像妊娠がなかなか解消しなかったせいか

お乳を搾ってたせいか

なかなか症状は治まらなかった

 

出てくるときはかなりしっかりお乳がでる

いや・・ただの分泌液だったかも

 

おなかを撫でると

お乳の周りの毛が分泌物で張り付いていた

 

ネェネはいつも慎重にハサミで

張り付いた毛を切っていた

 

これがほっといていい症状でないことは

今ではすぐにわかる

 

でも当時は様子をみてしまっていた

 

そのうちにえらい事になるまで・・

 

無知って本当に怖い

2007/08/06
教育係

チロにはトイレを教えたことが無い

 

勿論ネェネは寮にいたからだけど

ママも教えてない

 

でもチロはちゃんとお外でトイレができた

 

お家で粗相をするなんて

ほとんどなかった

 

誰が教えたのか・・

 

       

 

チロがやってくる前

パクはそろそろ高齢犬の仲間入りをしていた

 

色んな所に年齢を感じてた

 

ネェネは寮にいてもパクのことが気になって仕方なかった

元気かな・・って

 

元気いっぱいさはさすがになくなって

穏やかに過ごすことが多くなったパク

でも逆に考えると

元気がなくなってしまったな・・って事にも

 

そんなパクにとってチロがどう写ったのか

 

 

        

 

パクは最初からチロに優しかった

 

さすがに仔犬時代を20匹の家族と過ごしただけある

 

ベタベタとはしないけど

決して嫌がらなかった

ご飯の取り合いもしないし

いじめもしない

 

トイレのシツケもパクがしてくれた

 

パクがオシッコに行くとき

チロがついてお庭にでた

パクがオシッコすると

チロも済ませて戻ってきた

 

ワンコにはきっと人間には聞こえない声で

お互い話せる言葉があるに違いない

 

あっという間に

チロはパクより大きくなったけど

いつまでもチロはパクの舎弟だった

いっつも一緒にいた

 

そして何より

パクはチロが来てから元気になった

 

2007/07/30
乾いてる

パクの健康のバロメーターは

鼻が濡れてるかどうかだった

 

パクは・・というより

ワンコはだったけど

ワンコの鼻が乾いていると体調が悪い時

濡れていれば大丈夫

・・素人の多くはそういう判断をしていた

 

勿論パクも

鼻が乾いているといえば心配して

少し元気がなくても鼻が濡れていれば大丈夫だ

・・なんてなんの根拠もない

 

だいたい・・

じゃぁ鼻水出てる時はどう判断するんだ

ってことになる

 

でもパクの元気は鼻で判断されてたのは事実

 

それも例の本によるもの

 

それともうひとつ本に写真が載ってた

 

ワンコが手足を投げ出して横になってる写真

 

ぐったりしてるこういうときは調子が悪い

・・と書いてあった

 

強烈にイメージされたその写真

しっかりネェネの頭に刷り込まれた

 

暑い時ワンコはこういう寝方をする

 

勿論ワンダーズも

元気でもこういう寝方をするもんだ

 

確かに調子の悪い時もあるかもしれない

 

でも・・・

そういう寝方をしてると

えっ具合悪いの・・

って心配になる

 

さっきまで大暴れしてて

火照った体をクールダウンしてるだけの時でも

心配になる

 

あの写真のせいだ

 

2007/07/22
車は嫌い

ワンコと一緒にドライブ〜〜

なんて優雅なことは

まだまだ少ない時代だった

 

お外飼いがほとんどだったし・・

 

ワンコと一緒に行けるところなんて

ほとんどないし

 

パクもドライブなんてすることもほとんどなく

 

 

ただ・・

我が家が夏のイベントで旅行に行くときは

必ずおばあちゃん家に預けられた

 

おばあちゃん家は大阪の豊中

京都からは1時間以上もかかる

(高速は使わなかったから

 

なんて乗ったことがあんまりないし

そんな時代の車なんて

今ほど快適でないし

しかも・・

大体が夏だし・・

 

パクは必ず車酔いしていた

 

乗ってしばらくして

ハァハァ・・・

舌をだして落ち着かず

 

そのうち・・

ゲボチン

2回はゲボチン

 

やっとの思いでたどり着いたら

みんなはどこかに行っちゃうし

 

そこは馴染み無い所だし

 

きっと不安だったろうな〜〜

 

勿論おばあちゃん家でも何度か脱走したらしい

そろそろ馴染んだ頃には

お迎えが・・

 

そしてまた地獄のドライブ

 

結局パクがお泊りに行ったのは

立った2回なんだけど

最悪の思い出だったんだろうと思う

 

ワンコを車酔いしない子にするには

 車に乗る前に食べささない

 赤ちゃんの時から乗せて慣れさせる

 

実行できるようになったのは

ネェネが車の免許を取ってからのこと

 

まだまだ先の話

 

それまでは我が家のワンコは

ドライブの度にゲボチン状態

 

ま〜

ドライブって言っても

お医者さんに行くだけだったけど

 

ワンダーズは車が大好き

この違いはかなり大きい

2007/07/20
新しい問題

お家犬になったパク

 

お家の中は・・

とっても快適

 

今まで暗く寂しいワンコ小屋

暑い夜も寒い夜も

一匹だったけど

お家の中は

好きなところで寝れる

 

ママの布団だったり

ネェネのお布団だったり

 

暑い時は・・

玄関の冷たい床石の上だったり

 

それになにより

いっつもみんなと一緒

 

お留守番の時は

ゆっくりお昼寝してればいいし

 

もっとすごいのは

ご飯の時

何だかいっぱいもらえる

(いつもじゃないけど)

 

普通室内犬はトイレトレーニングが必要

 

だけど・・

パクには要らなかった

 

少し開けてる戸からお庭に出て

ちゃんとトイレを済ませて戻る

ペットシート不要なワンコだった

 

とにかく・・

パクにとっては快適な生活だった

 

人間にとっても

パクと触れ合う時間が増えて

癒されたけど

 

1つ困ったことが起こった

 

それは抜け毛

 

確かに今までも少しは毛が服についた

 

でもなかなか半端でなくて

特にネェネも弟くんも黒や紺の制服

パパはスーツ

白いパクの毛はとてもよく目立つ

 

毎朝エチケットブラシが必要になった

 

靴下についた毛は・・

忙しい朝は無視するしかなかった

 

ま〜〜パクだけの時は

まだ序の口だったんだけど

 

お客さんが来る前は掃除機掛け捲り

お客さんが帰る時は

服をチェック

 

も〜〜ワンコ飼ってる家にくるから

諦めてくれ〜〜〜状態

 

人間諦めが肝心って事

2007/07/18
お腹なでて〜〜

ワンコがお腹を出すのは

服従の態度

らしいけど

 

パクの場合はきっと違ってた

 

お腹を出して

撫でてくれ〜〜〜

だった

 

だから相手に服従ではなくて

気持ちいいから撫でて頂戴

おねだりだった

 

撫でるといつまでもきりがなく

はい・・終わり

って言うと

前手でホリホリ

もっとやってくれ〜〜

 

放っておくといつまでも終われなかった

 

パクと仲良くなるには

お腹を撫でてもらうに限った

 

小さな子でも

お腹を撫でて

一緒にナデナデしてもらってると

パクはご機嫌になって

その子のことが気に入った

 

媚びてどうすんねん

・・って思うけど

当時はそうすることがベストだと

真剣に思ってた

 

ワンコがお腹が弱点だなんて

知るのはもう少し後のこと

 

確か・・ムツゴロウ王国で

お腹を噛み付かれると急所なので

犬は自分より強い相手には

刃向かいませんってお腹をだすんですね〜〜〜

・・って

 

ん〜〜

全身の力を抜いて

だら〜〜とお腹を見せてるパク

 

確かに何かが違うんだな〜〜

2007/07/17
寄るな触るな〜〜

実は・・

噛みこそしないものの

パクはお子ちゃま嫌いだった

 

ワンコは小学4年生くらいまでの子供を

人間と認識しないところがあるらしい

 

(だから・・

小さい子をワンコに近寄らせるときには

必ず飼い主さんに確認すべし

 

パクは

わ〜〜〜って来られるのが

苦手だったみたい

 

そして嫌な事を我慢できない性格だったみたい

 

小さい子がしつこくヨシヨシしに来ると

ワワワワンってかかっていった

 

ある意味・・

恐怖だ

 

だから正直

お散歩中とかにお子ちゃまに声をかけられるのは

苦手だった

 

いとこ達が遊びに来ても

慣れてくれるまで

気が抜けなかった

 

パクのせいでワンコが嫌いになられても困る

 

ただ・・ひとつ

秘策はあった

 

パクを簡単に手名づける秘策

 

これであなたも

パクとお友達

 

2007/07/14
ゴロゴロきらい

お外ワンコのパク

ある日とっても怖い目にあった

 

我が家に来て初めての夏

 

→スイカ入道雲→夕立→・・

 

初めての夏

ひどい夕立があった

 

ピカピカゴロゴロそして

ドシャ〜〜〜ン

近くに落ちたのかすごい光と音

 

ワンコ小屋のなかで丸くなってたパク

ブルブルだったんだろう

 

以来雷は一番怖かった

 

それでも・・

ゴロゴロがなると

ワンコ小屋で我慢してた

 

ある夕立の日

あんまり怖がるから

がやむまで玄関に入れてやった

 

怖いけど・・

ここなら安心ってパクは感じたらしかった

 

それからは

雷が鳴ると戸をガリガリガリ

入れて〜〜〜入れて〜〜

催促するようになった

 

ある年のある夏の夕立

そりゃ〜〜ひどい降り方だった

ひどすぎて小屋の外にでたのか

何故かパクはベチャベチャドロドロだった

 

確か・・

ネェネもお外にいて濡れて帰ってきた

 

お家に入ると

お座敷の戸を外からガリガリ

入れて〜入れれて〜〜

ネェネはすぐに戸を開けた

 

      

 

 

ここで環境を説明しておく

お庭に出れるのはお座敷の戸から

お座敷といってもたいした部屋でもなく

昨日取り込んだ洗濯物が山積みされていた

お座敷だから畳のお部屋

 

 

    

ではシーン3

よ〜いカット

 

 

パクごめん〜〜

玄関に入ろうね

・・って戸を開けたとたん

パクは勢いよく飛び込んできた

 

はっきりいって興奮状態

いや・・いまでいうパニック状態

 

お座敷に飛び込んで

グルグル走り回り

畳みでスリスリスリ

そして・・洗濯物にダイブ

大暴れ

 

ここで振り返ろう

何故かベチャベチャに濡れてドロドロだったパク

 

このシーンにパクの状況を重ねてみよう

 

お座敷は泥足の後

真っ白に乾いた洗濯物

ドロドロにしかも湿ってた

 

・・・・・

 

とりあえず玄関に連れて行った

 

まだ後片付けをするってことより

言い訳考えるような年齢

 

お仕事でくたくたになって帰ってきたママは

きっと大きなため息をついたに違いない

 

ママが帰って来たときは

テレビをみて大笑いしてたネェネと

玄関でシッポ振ってた小汚くなったパク

 

ちゃんとお世話するから〜〜

なんて子供の言葉は決して信じない方がいい

(ネェネはそんなことは言ってないけど)

2007/07/13
ドックラン♪

実家は一応・・

お庭がある

(かなり雑然としてるけど)

 

いちおう表とお隣とは

ワンコなら簡単に行き来できる状態だった

 

お隣との塀をブロックに替えたついでに

行き来できる箇所を板でふさいで

パクが逃げ出さないようにした

 

そして・・

なんとパクは

お庭でフリーの身分になった

 

今でいうドックラン

(いいな〜〜〜

 

パクは自由に走り回り

疲れたらパク小屋でくつろいで

・・よろしい〜〜な〜〜

 

ブロック塀でお隣が見えなくなったから

おじさんに対しての番犬からは

・・開放された

 

しか〜し

 

裏のおばちゃんに対しての番犬は

さらにエスカレート

 

雨戸の開け閉めのとき

すぐ下まで駆けつけて

(一応塀はあるんだけど)

ジャンプしながら

ワンワンワン・・

 

えらいご迷惑をかけたもんだ

 

おばちゃんごめんね・・

 

そして新たな敵が出現

 

その裏の塀を・・

決まった時間に通り過ぎてく

ニャンコ

 

間近でみるとこれまたワンコの血がさわぐ

 

ニャンコのお散歩タイムは

パクの戦いの時間

 

ワンワン言いながら

塀の下を横走り

必死のパクと・・

 

しら〜〜っとクールなニャンコ

 

この戦いはしばらく続いた

 

勿論・・

トイレもしたい放題

 

お散歩を待つこともなく・・

 

で・・結果

我が家お仕事が増えた

 

お庭のウンチ拾い

(ウンチはちゃんと持って帰ろう〜〜

 

正直いうと・・

我が家の敷地の南西角は鬼門

ちゃんと金木犀の木を植えてた

 

鬼門にトイレは作ってはいけないけど・・

 

パクはしっかりと

この鬼門のあたりでトイレをしていた

 

・・・バチがあたりそうなお・は・な・し

2007/07/12
耳の穴

パクの耳の中を掃除した記憶は

・・ないように思う

 

シャンプーの時も

お耳に水を入れないように

綿花で栓をして洗ってた

 

(またまた例の本

耳に絶対水をいれてはいけない

・・って書いてあったし

 

ちなみに現在のワンダーズは

シャンプーの時

お耳の中まで洗われる

そしてジャ〜ジャ〜流される

 

それでもパクに関しては

取り立てて耳が悪くなった記憶もない

 

でも・・

穴は穴でも

パクのお耳には直径1cmくらいの穴があった

 

アフリカの何たら族みたいに大きな穴

 

たぶん生まれた時からあいてたんだろう

きれ〜〜いに穴だった

 

丁度耳の先端の三角から

まっすぐ2〜3cm上にあいてた

 

イヤリングつけたらつけれそうな感じ

 

この穴がなんとも癒しのツボだった

 

お耳をナデナデしてると

なんかその穴が気になる

ナデながら指で穴を確認して

妙に気分が落ち着く

 

触られてるパクとしては

気持ちよかったのか

ゾク〜〜っとしてたのか・・

 

でも怒ることもなくされるがままだった

 

今でも街で

ピアスの穴を広げて

ジャラジャラいっぱいつけてる

若い子の耳を見つけると

パクみたい

・・って思ってる

 

イケテルって思ってるお兄さん

よもやワンコの耳を想像されてるなんて

思ってないだろうな〜〜

2007/07/11
散髪

トリミングなんて横文字は

いつごろからメジャーになったのか・・

 

ネェネの記憶では

20歳は過ぎてたけど

 

でも・・

お友達のののママは

ネェネと同い年だけど

高校生の時にはすでに

トリマーになりたい

・・って決心してたって

 

(中学生だったけか

・・あっののママ・・歳バラした

・・ごめんね〜〜〜

 

同級生が認知してるんだから

ただ単にネェネが無知だった

 

・・だけ・・かも

 

 

      

 

 

で・・パクのトリミング

いや・・あえて ・・

散髪と言おう

 

トリミングなんてもんじゃないから

 

パクはさすがにマルチーズの遺伝子を持った子

放っておけばボサボサになってしまうくらい

毛が伸びた

 

おまけに柴犬の遺伝子もあるから

毛はよく抜けた

 

ブラッシングなんていっても

フフフフン〜〜って適当にとかして

毛玉はハサミでチョン

 

そう・・

パクの散髪はネェネがしてた

 

長くなったら

適当にチョンチョン

 

ポイントは・・

お目目がちゃんと見えること

それだけに尽きた

 

(ちゃんとカットしたら

ワンコのお顔が変わるなんて

20歳過ぎるまで知らなかったし

 

長くなり過ぎたら

ザクザク切ってた

 

トリマーになってワンコを可愛くカットしてあげたい

・・って思ってた18歳のののママ

 

とりあえず切っちゃえ〜〜

・・って思ってた18歳のねぇね

 

情報は知らないと損をする

 

ネェネの散髪のお陰で

パクはいつもボサボサしてた

 

ある意味そういう犬種にも見えた

 

でも・・

顔の散髪も

目やにを取られることも

そういえばパクはあんまり嫌がらなかった

 

・・改めて考えても

なんであんなに大人しく

されるがままだったのか・・

やっぱり謎だ

 

我が家に来た時からボサボサだったパク

 

今ここにパクがいて

ののママにカットしてもらったとしたら

いったいどんな顔してたんだろう

 

1度見たかったな〜

2007/07/10
痒いの痒いの飛んでけ〜〜

殺虫剤で1番強力だったのは

コックローチだった

 

バルサンなんて勿論まだ登場してない

 

ゴキブリが死ぬなら

ノミも確実に死ぬだろう

・・って

コックローチを大量購入

 

家中に噴霧

 

日を空けて1週間

 

思い切り体に悪い

 

でも・・

背に腹はかえられない

 

健康と引き換えに

我が家はノミから開放された

 

パクは蚤取粉に

まみれて・・まみれて・・まみれて・・

数ヶ月後やっとノミ事件は終息した

 

以来ネェネはノミ恐怖症

 

何かに刺されたら

必ず刺し口をギューってする

水泡ができないか確認

お外から帰ったら

ノミチェック

 

・・っていっても

お散歩でノミがつくって知ったのも

もっと後の話

 

ノミに噛まれてるワンコって・・

あんなに痒い思いをしてるんだ

・・って

 

ワンコの気持ちになったネェネだった

 

ノミはつぶしたらだめ

お散歩でつく

ノミを見つけたらワンコの周辺のものは捨てる

・・なんてここ何年かで常識になったよね

2007/07/09
恐怖の大発生

番犬パクは・・

相変わらず番犬だった

 

もしっかり番犬なので

ご近所の睡眠の邪魔をしないために

夜は勝手口で寝させる事にした

 

とりあえず・・

 

夜間の番犬業務から開放された

・・パク

 

我が家は共働き家庭

お掃除は休日にしかできない

休日とは日曜だけ

 

勝手口のパクの毛が

毎日お掃除されることはなく・・

 

     

 

いつ頃からか

みんな足に虫刺されの跡が

 

しかも・・

ムッチャ痒くて

芯があって

噛み口が水泡に

掻くと汁が出てきて

なかなか治らない

 

何かきついのにかまれたな〜〜〜

・・では済まされなかった

 

ある日・・

 

新聞を広げているパパの視線の先で

黒い点が

・・飛んだ

 

 

ノミ〜〜〜ィ

 

そうなのだノミだった

 

パクの抜け毛の中でノミが大発生

そして・・

お家の中に進出してきていた

 

げ〜〜〜〜

 

(その頃例の本にはこう書いてあった

ノミは人を刺すけど犬ノミは刺さない)

・・大嘘つき〜〜〜〜

 

そりゃ〜ノミに噛まれりゃ

痒いなんてもんじゃない

 

大パニックの我が家

 

・・・どうなるんだ〜〜〜

2007/07/03
名前に負けるな!

おうちにやってきた仔犬ちゃん

・・大人しかった

 

ワンともクンとも言わなかった

この子は声がでないんだろうか・・

みんなで少し心配した

 

とにかく・・

 

仔犬ちゃんのお家をつくろ〜〜

・・ってことになった

 

今と違って

ワンコは手作りの犬小屋に・・

ってのがほとんどの時代

 

大体三角屋根の犬小屋だった

 

日曜大工が始まった

(土曜日だったけど・・)

 

パパが頑張って作ってくれて

弟と2人でペンキを塗った

 

ゴレンジャーを見ながら塗ったから

(歳がわかる〜〜)

赤い屋根に水色の壁

(本当は青にしようとしてた)

 

横から見ると・・

入り口が高い台形の土台に

平面の屋根が斜めについてる

 

仔犬ちゃんが屋根の上でくつろげるように

取り外しもすぐ出来る

お掃除しやすいように・・

 

なかなか実用的なお家

そして・・

 

肝心の仔犬ちゃんの名前

 

色々みんなで考え・・なかった

 

パクパク大きなお口を開けて

元気にないて欲しい

・・から

 

パク

 

(大きなお口はその当時やってた

ピンポンパンに出て来た

へびの人形のパクちゃんをイメージしたらし)

・・ますます歳がばれる

 

その名に恥じぬように

パクは翌日からワンワン吠え始めた

思い切り番犬

 

この無駄吠えに苦労する日が来るなんて・・

 

みんなその時は

・・わからなかった

 

2007/07/02
何か・・違う・・

10歳のネェネは鍵っ子だった

 

前の年におじいちゃんがいなくなったから・・

 

ガチャって鍵を開けて

玄関にかばんを置いて

すぐに遊びに行く・・

 

誰もいないお家は

少し淋しかったから・・

 

ちょうど今くらいの季節だったような・・

 

学校の保健室の先生が

仔犬ちゃんをくれるって

 

10歳のネェネの仔犬ちゃんのイメージ・・

 

茶色くて・・

コロコロしてて・・

お耳が垂れてて・・

 

柴犬の仔犬ちゃんのイメージ

 

先生のお家には20匹以上のワンコがいた

おじいちゃんが柴犬

おばあちゃんがマルチーズ

その子供や孫・・

 

し・し・しばいぬぅ〜〜

 

ネェネの頭の中には

茶色のコロコロちゃんが

駆け回る

 

両親も一人で淋しかろう・・

ってことでお迎えすることに

 

その日を指折り数えて

ついに・・

 

先生が仔犬ちゃんを抱いてくる

 

茶色くて・・

コロコロ・・して・・て

おみ・・みが・・

 

 

抱かれてでてきた子は

白くて・・

ガリガリで・・

毛むくじゃら

 

ネェネは心の中で

何だか違う・・

って思った

 

でも口には出来なかった

 

この子が嫌なじゃなくて

仔犬って茶色でコロコロしてるもんだ

・・ってイメージが

完全否定された・・だけ

 

帰りの車の中で

膝に抱いてる仔犬ちゃんに

今日からずっと一緒だね

・・って心の中で思ったのも覚えてる

 

10歳のネェネが

少しだけ大人になった瞬間

・・だったのかも