NHK大河ドラマ『風林火山』に、ロックアーティストのガクト(Gackt)が出演している。武田信玄の宿命のライバル長尾景虎(のちの上杉謙信)役である。昨年の暮れにこのキャスティングを知ったときは「えっ、ガクトが上杉謙信!」驚きとワクワク感で、オンエアをすげ〜楽しみにしていたのですが、実際ここまでやるとは思わなかった。演技がうまい!眼差しに力がある!妖艶でミステリアス!異様なオーラ!超しびれます!(カメラワークに関しては他の主役級の役者に比べ、顔のアップがやけに多いなぁとも感じました)彼のことをまったく知らない年配の大河ファンはきっと「この役者はいったい誰なんだ…」と思っているに違いない。
私(ななパパ)は、ミュージシャンとしてのガクトはまったく知らないのですが、バラエティ番組での彼の“しゃべり”に惹かれていました。独特の間、話の中身、ストイックな生き方、少し暴力的なところ、すべてがおもしろくて魅力を感じる。
そのガクトの軍師役で登場してきた緒形 拳も静かに押さえたシブ〜い演技で、さすがの存在感を放っている。ドラマ終盤も楽しみになってきました。(写真は8/12放映を画面撮り)