先週の日曜日の話。
半月ぶりに柴犬のロッコちゃんと会い、連れ立ってS公園へ。広場でちょっとだけ追いかけっこして遊んだ。ロッコちゃんとはその場で別れ、なな家は竹やぶを通りススキ野原を抜けるルートで帰ることに。
久しぶりのススキ野原はほとんど人が入っていないとみえ、生い茂るススキで獣道はなくなりかけていた。ななパパが先頭で→なな→ななママの順に一列になって薮を漕いで進む。背の高い人間にも背の低いななにもちょっとこれはきつかった。
帰宅して玄関でななの足を拭いていると、ななの頭がなんだかくさい。ヒタイ(厳密には右目の上)から強烈なにおいを発している。どんなにおいかというと、ウンチ・ギンナン・くさや・ドッグフード…それらが混ざったような、強烈なにおい。わけがわからず動揺を隠せない、ななパパ&ななママ。濡れタオル(ほんとは足拭き雑巾)でゴシゴシ拭いて、くさい臭いはだいたいとれた。
あのにおいはいったい、どこでついたんだろう? 考えられるのは薮漕ぎしたススキ野原。ほとんど足元は草ぼうぼうで見えていなかったしなぁ…。あとでわかったのですが、ななママのズボンの裾(右足)にも同じような臭いがついていたのでした。
それから2日後、事件は急展開する。
ななパパがあの日履いていたトレッキングシューズ、それを再び履こうとしたとき、ななパパの顔はこわばった。左足の土踏まずの部分に、黄土色の塊が落ち葉といっしょにびっちりとくっついていたのです。恐る恐る鼻を近づけにおいを嗅いでみる。あぁ神様、信じたくないけどそれはウンチ。そうです、あの日たぶんあのススキ野原で、ななパパはウンチを踏んでいたのです。
これで全員が何らかの被害を受けたことになったわけですが、それが全部同じウンチが原因だったのか? 真相は薮の中。最初にウンチを踏んだななパパがその足で草を踏みつけ、その草が起き上がったところを、なながかい潜りその時にヒタイにウンチがつき、さらに後続のななママのズボンの裾にもウンチがついてしまった。そんな推理もできますが…
ウンチの話でこんなに長くなってしまうとは。お食事中のかたには、たいへん失礼いたしました。