この時期の土手の散歩は 冷たい川風で頬がいたいくらいになる
しかし 私は四季の中で今の季節の散歩が一番好きである
半年前の夏を思い出し
1年前の雪景色を懐かしみ
2年前 3年前とサンデーの小さい頃等を 頭の中で追いかける
あっという間に 随分と遠くまで歩いてしまう
立ち止まってボールを投げる事は流石に寒くてできないが
わんこと一緒だと 運動に無縁な私でも
苦を感じずに歩けるのは不思議である
主婦は時間に追われてるせいなのか?
それとも私の怠惰な生活のせいなのか?
これをやったという充実感もなく 今日は昨日の続き
そして 今日の続きの明日を迎える日々
毎日同じ事の繰り返しと
たまに 虚しくなる
ふと 土手の下を見下ろすと いつもと同じ風景が広がる
そこに流れる川・・・
方丈記の
『ゆく河の流れは絶えずして しかも もとの水にあらず』を思い出した
同じように見えても 違う!
確かに ワンコも一緒にまつわりついていた子供たちも変化した
そんな事を考えながらひたすら歩くのも 愉しい!