この冬私たちが目にしたファッションの1つに
フードや裾などにファーをあしらった物があったのを覚えていますか?
私を含め多くの方がそれを人工の毛皮だと思っていたのでは
ないでしょうか?
我が家のハニーは保健所のいわば廃棄犬ということはご存知の方も
多いですが その保護してくださった団体が定期的に送ってくださる
報告書に次のような記述を見つけましたので内容を変えずに
私の言葉でご紹介します
日本に入ってくる150ドル以下の衣類には犬や猫の毛皮を
多く使われている(表示規制はない)
その使用される動物を 野生動物を捕獲して飼育するという以前の方法では
大変コストがかかるので今は他のルートから入手している
そこで目をつけられたのは廃棄動物
これらは 人馴れしているため扱いやすく
一定期間飼育をし ある程度の大きさになったら
毛皮に傷がつかないよう生きたまま剥ぐことに使われています
家庭で飼われていた動物たちは 冬に売買されるようです
そして そのような飼育場で飼育されます
中国近隣諸国では年間20万匹(1日平均540匹)処分されているそうです
特に シェパードやゴールデンの大型犬が多いらしいです
(最後に杭に繋がれても しっぽを振っているビデオ映像が悲しいと欠かれています)
また 食肉用にセントバーナードの飼育がされはじめ 5.6ヶ月で
肉として売られているとも記載されていました
なんとも悲しい現実です
犬だから 猫だから可哀想なの?
牛や豚は?魚は?と動物愛護的表現をすると
反発をする方がいらっしゃいます
魚は良いがくじらやイルカは駄目なのはなぜ?
など この手の話は論争も尽きませんが
不要ともいえるものの為に 苦痛をともなう死に方をさせる・・
この辺を論議ではなく命ある人間として考えて頂きたい
そんなに人間は偉いんでしょうか?と。
可哀相だと思わないのだろうか・・・