難しくありません。本を読むと色々制約が多くて、あれをやってはダメ、
これをやってはダメとごちゃごちゃうるさく書いてますが、難しくありませ
ん。
でも、犬を飼うのは大変です。本では愛犬に癒される、一生の相棒、家
族の一員、はい全てその通りでございます。犬は生き物ですから、これ
だけで終わるわけはありません。
オシッコはどんなにお利口な子でも、1度もミスしない子はいません。家
具を噛まない子はいますが、噛んではいけないものを噛まない子もいな
いでしょう。甘噛み対策、要求吠え対策、留守番に慣れさせ、躾、訓練と
やる事は山ほどあります。それこそ自分のことなんて満足に出来なくなり
ますので、それはもう大変以外の言葉はありません。
共働きでも一人暮らしでも犬は飼えます。でもこれまで言葉でコミュニケ
ーションとってきた夫婦に、家族に、ワンもしくはワォォォン、キャン、ウー
を声色で使い分ける犬がやってくるわけです。ストレスが溜まる時もあり
ます。一人暮らしの方は自分のペースで全て出来ていた生活が、犬のペ
ースで暮らす毎日がやってきます。どんなに可愛い顔の子を飼うことにな
っても、こいつムカツクなと思うことが出てくるはずです。
犬を飼うのは飼う人間のパワーがどれだけ維持することができるか、精神
的にバテずに飼い続けられるか、このことを飼う前に十分考えてから飼い
始めた方が良いでしょう。特にビーグルは頑固です。しつこいです。あきら
めないです。あの可愛い顔に騙されてはいけません。生後半年くらいまで
は、破壊的な元気さを持ってフルパワーで飼い主に接してきます。
飼い主への愛情を、遊びたいという気持ちを、やろうと決めた事をつらぬく
気持ちを、全て受け止めて対応するパワーがビーグルを飼う人には必要だ
と思うのです。
何だか久しぶりに真面目に語ってみた今日の日記でした。