9月中旬に、突然に姉弟子より電話が入る。
「太郎の墓はどこだったかね?」
ペット霊園は、団地が二つ有り、間違いやすいのだ。
住所を調べてメールする。
さて、翌日のこと。家の電話がなる。だが、すぐに出なかった。最近は、営業の電話ばかりだからだ。
すると、しばらくして、姉弟子が帰って来た。
街へ帰ってきていたのだ。隠れ家に居たのだろう。
「携帯電話を落とした!」友人の住所録を探せという。
そこの母親に電話をして、友人の携帯電話を教えてもらおうとした。
東京へ旅行をして、待ち合わせをすることになっているのだという。実家に電話をしても、留守。別の友人の実家に電話をして、形態番号を教えてもらう。そこから待ち合わせの友人の電話番号を教えてもらうつもりだったのだ。
さてさて、そこで「まあ、一度、自分の携帯に電話をしてみいや!」と言う。
私の電話でかけてみると、、、、、でた〜!
散歩をしていた人が、山道で姉弟子の携帯電話を拾ってくれていたのだ。
菓子を買い、受け取りに行く。
それにしても、太郎の墓参に行き、携帯電話を落としたのだが、そこで、また拾ってくれる人がいて、自分の許に戻って来たというのは、やはり、忍者犬の力だろう。