今月21日にセーラが静かに息を引き取りました。
我がチームの核であったセーラ。
私がセーラと初めて逢ったのは、彼女が生後5ヶ月の頃。
師匠のりりんがセーラを私に紹介してくれた。
『この子がウチのリーダーになる子だよ。』
そう、彼女は私が学生の頃から、犬ぞりチームのリーダー犬。
長野の黒姫高原、札幌のドラールカップ
どちらの大会とも、私に優勝という特大プレゼントをくれた。
しばらくセーラの時代が続き、また、セーラの子ども達も立派に育った。
そして2003年度の美瑛大会で、目標だった6頭引きでの優勝!
セーラも一緒。セーラと一緒に優勝したんだ。
そう、夢がまたひとつ叶った瞬間、セーラに抱きついて私泣いたっけ。
たくさんの夢を一緒に見たね。
私はセーラの飼い主でもなければ、お母さんでもない。
それでも、私はセーラと一番長い間チームを組んだマッシャーだ。
私だけが感じるセーラとの喜びをたくさん持っている。
セーラと関わり、毎日のお世話をしていたのりりんやドッグのスタッフに敬意を表し、セーラには感謝の気持ちを送ります。
ありがとう。
ありがとうね、セーラ