今週は、昨日阿賀野川河川敷で行われましたワンちゃんの競技大会報告特集として勝手に設定させて頂きました。話は物語風に劇的な展開を見せますので、お楽しみにね?
Chapter 1
大会前夜、ほぼ完璧と言えるほどに大会の準備を済ませました。特に、ご褒美は、茹でた鶏肉やレバーなど5種類も用意したのです。
大会当日は5時半に起床しました。(正直言いますと、Tokkyはとても興奮してその夜ほとんど寝付くことができませんでした。)そして早朝の散歩では、Lomineと近くの広場で、ハードル・レースをイメージしながらダッシュを数回軽く行いました。この時、LomineがとりあえずTokkyと平行して一緒に走ってくれたので安心しました。
7時半前に自宅を出て、8時大分前に大会会場に到着してしまいました。さすがに日曜の朝の道路は渋滞もなくスイスイです。受付を済ませてから、早速記念撮影です。ノー天気のLomineは光溢れる朝の野外でとても楽しそうにしていました。
Chapter 2
初めはハードルレースが先だろうと言うTokkyの勝手な予想に反し、初っ端に何とAgilityビギナーズの競技が行われたのです。完全に不意を付かれました。全くの無防備状態です?
しかしながら、“まぁ何とかなるだろう。室内ではWeave・ハードル・トンネルの3種目のコンビネーションをオフ・リードで成功したんだから。”と考えたTokkyに甘さがありました。
この後、Tokkyが予想だにしなかった、話すことさえ忌まわしいとんでもない事態となったのです。
*右の写真のLomineもじっと静かに競技場を見つめ、何か作戦でも考えているような感じでしたし・・・。(それは、Tokkyの単なるただの勘違いでした。)
Chapter 3
いよいよTokky and Lomineの出番となりました。競技場に入り、リードと首輪を外しました。そしてLomineを最初のハードルの手前に座らせ、“Stay”と指示したのです。が・・・、Lomineは何と最初のハードルを勝手に飛び越え、そのまま遠くに行ってしまったのです。唖然としたのはTokkyです。“Come back”のCommandなど効果があろうはずもなく、LomineはField内を自由気ままに大喜びで走り始めたのです。
Tokkyが捕まえようとして後を追いかけると、Lomineは更に勢いを増して遠くへ逃げ出してしまう有様です。追いかけると逆に逃げ出してしまうことは、躾教室で教わっていたのですが、兎に角必死になって追いかけてしまいました。
挙句の果てには、競技場内で絶対にあってはいけない超タブーのウンチさえしてくれました。こうなってしまうと、Tokkyも半ば自棄のヤンパチです。恥じらいなどかなぐり捨てて、Lomine確保に奔走してしまいました。その修羅場は5分ぐらいは続いたでしょうか?ようやくLomineを捕まえることに成功しました。当然の如く失格となり、競技はあっけなく終了したのです。退場する際、監視員の人からLomineのウンチ入りのお土産も頂きました。
どんでもない出来事に当初Tokkyはとても気が動転してしまいましたが、今冷静になって考えるとある意味ではとても貴重な経験になった気がします。何か逆にAgilityに対するやる気が増した感じです。絶対にリベンジしてやると思いました。
次回に続く