我が家の愛犬ナナ(MIX♀)の腎不全闘病記です。

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2006/12/02
気になること

ナナは、今日も元気

 

でも、ちょっと気になることが・・・それは、抜け毛が多いこと。

この抜け毛が腎不全と関係があるかどうかは分からないけど、

腎機能が低下しているために栄養不足になっているのかも

 

あと、先日、点滴をした箇所がまだ膨らんでいる。

体内に吸収されずに残っている薬剤があるのかな

 

この2点は、次回、病院に行った際に確認しようと思う。

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2006/12/01
血液検査結果

 

11/26に実施した血液検査の結果です。

この検査の結果を見るだけでも貧血が酷く腎不全であることが

分かります。

 

一見、元気だけど突きつけられる現実・・・

 

でも、避妊手術をしようとした為、偶然に分かった腎不全。

まだ、元気な時に分かって良かったと思わなくちゃ・・・。

早く気づいた分ナナと一緒にいられる日が増えたと思いたい。

 

 

    【検査結果表(     )内は正常値

白血球数 WBC・・・         10000  (6000〜17000   )

赤血球数 RBC・・・            465  (  550〜   850   )

血色素ヘモグロビン HGB・・・       9.9(   12〜      18   )

ヘマトクリット HCT・・・                29.7(   37〜      55   )

平均赤血球容積 MCV・・・・   63.9(   60〜   77   )

平均ヘモグロビン量 MCH・・・      33.3(   32〜     36   )

尿素窒素 BUN・・・                55.9(  9.2〜   29.2)

クレアチニン CRE・・・             4.4(  0.4〜   1.4 )

無機リン IP・・・            5.1(   1.9〜     5.0 )

GPT/ALT・・・                      42   (  17〜     78    )

総蛋白 TP・・・            6.7(    5.0〜    7.2  )

アルブミン ALB・・・                      3.7(    2.6〜    4.0 )

カルシウム Ca・・・                      13.6(    9.3〜   12.1)

ナトリウム Na・・・                      150  ( 141〜    152  )

カリウム K・・・                             5.1(   3.8〜     5.0)

クロール Cl・・・                        123  ( 102〜  117 )

 

赤字が異常値です。特にクレアチニン・・・

この数値に少しでも異常が表れた時には、腎臓の半分以上の機能が

失われているそうです。 

 

それでこの数値・・・

 

ナナの腎臓は、一体どれくらいの機能が残されているんだろう・・・

2006/11/28
今後の治療

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ナナは、食欲もあって、相変わらず元気イッパイ

だから「本当に病気なのかな

・・・って感じだけど、その一方で、水をたくさん飲み、

色の薄い尿をたくさん出すといった症状もある。

これは、腎不全初期段階の特有の症状らしい。

 

腎不全の治療は、少しでも機能している腎臓をいかに
長持ちさせるか・・・というもので

 

‥静
投薬
専用フード

 

の3つの方法があるらしい。
正直、3つの方法を全部実施するのは金銭面でかなり厳しい
もちろん治療して完治するものなら話は違うけど

ナナの場合、完治は無いと言われている。

 

とりあえず、病院での治療は、週1回程度の点滴にして
後は、腎不全専用のフードでは無いけれど
ネットで初期段階では、高齢犬用のフードが良いとの情報を
得たので、今までの乱れた食生活から高齢犬用フードのみに
してみようと思う。

 

(Pohto : ナナとドライブ)

 

 

2006/11/27
ナナとの出会い

1164894215532010.jpg 

ナナとの出会いは今年2月頃。

 

ナナは捨て犬だった。

兄弟犬4匹と共に捨てられていた・・・

そして、ナナ1匹だけが

兄弟とはぐれて我が家に迷い込んできた。

 

長男が「飼いたい」と言ったけど我が家には、

既に2匹の先住犬(♂)がいたしメスだし・・・という理由で反対していた。

でも、ナナは追い払っても追い払っても我が家の敷地に

戻ってきた。

 

人間の姿をみつけると身を隠し、いつも怯えていたナナ・・・

 

小さな体で、餌もなく、雨に打たれ・・・だんだん弱っていく姿を

黙って見ていられなくなりウチの子として迎える事を決意した。

人間不信のナナは、ゲージの中で恐さと寒さでずっと震えていた。

 

ナナが私たち家族に心を開くまでには時間が掛かった。

 

捨てられた時に恐い想いをしたのか、ちょっとした物音にも

ビクビクしていた。

今は慣れたけどリードを付けるとものすごい声で鳴き続け

散歩にも行けなかった・・・。

 

ナナは、少しずつ少しずつ家族の一員になっていった。

 

 

(Photo : 仔犬時代のナナ)