番組の最大の特徴はアニソン界を代表するクリエイターが出演し、徹底分析を行う点だ。出演者は「サクラ大戦」やアニメ「勇者王ガオガイガー」などでおなじみの作曲家・田中公平に、アニメ「らき☆すた」の大ヒット曲「もってけ!セーラーふく」など、同アニメの作曲・編曲を多く手がけた神前暁、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の「ハレ晴レユカイ」の作詞など、萌え系を中心に多数のアニソンを世に送り出している畑亜貴と、アニソン界の第一線で活躍しているクリエイターがズラリ。
番組ではアニメソングが最も飛躍した2000年から2009年を“ゼロ年代”と定義。3つのキーワード「萌える」「泣ける」「燃える」を軸に、この時代のアニソンをひも解いていく。
アニメソング(アニソン)を積極的に取り上げているNHKが、新たなアニソン番組を放送することが明らかになった。まさに“ゼロ世代”を担ってきた豪華メンバーが集結する。タイトルは「萌える!泣ける!燃える ゼロ年代 珠玉のアニメソングスペシャル」で、今年8月、BS2で3時間にわたって放送される予定だ。
この3つのキーワードにちなんだ“ゼロ年代”のアニソンについて、アニソンファン100人やアニソン界で活躍するクリエイターたちにアンケートを実施。それぞれ10曲ずつを選出したという。「泣ける」は美しい旋律や歌詞で表現されるメッセージ性豊かな曲のことで、「泣きソング」「涙腺崩壊ソング」とも呼ばれるものだ。
「萌える」は女性声優のキュートな声色や、耳に残るような歌詞&メロディが特徴的な楽曲のこと。また、「燃える」はロボットモノやヒーローモノのオープニングで用いられる、熱い想いがほとばしる曲のこと。アニメ草創から愛され続けている「アニソン中のアニソン」だ。