先日、我が家にキャバリアがやってきました。とてもかわいいです。すぐに我が家のアイドルになってしまったことは言うまでもありません。
子供も大きくなって、一家団欒という機会がめっきり減りました。そこで、ペットの力を借りて、一家団欒を取り戻そう、というわけです。
大昔、犬を飼っていたことから、やっぱり犬がいいね、ということになりましたが、
何を飼っていいのやら。愛犬図鑑をみたり、インターネットで調べましたが、
「ペットブリッジ」というサイトにでていた写真の犬がとても気に入ったので、
ほぼ、この犬にしようということになりました。
しかし、ペットの健康や家族との付き合いについて、これからお世話になるだろう
動物病院に、ペットの特性も含め、聞きに行くのがいい、とのアドバイス。
「なるほどねー。」
写真にでていた犬は「キャバリア」。おとなしくて従順なようで、我が家の今の環境にぴったりだ。
動物病院が併設されているペットショップへ行くのが手っとり早いので、早速、訪問。
「キャバリア：14万円。うーん・・・・・。」
しかし、一度、見てしまうと、その仕草が、頭にこびりついて離れない。
面白いもので、「かわいい」と思うと、盛んに「かわいい」点を探しだそうとするんだなー。
そもそも、「赤ちゃん」がかわいいのは、生物の遺伝子の戦略だ、
という話を聞いたことがある。かわいければ、襲われない、ということらしい。
最近の人間界では、状況が若干違うようだが・・・。
「ワクチン？ワクチンに、まだお金かかるの？1回1万円？で、3ヶ月までに3回？」
店員が、そっけなく言うことに、いちいち反応してしまう。
そりゃぁ、子供も次第に手がかからなくなってきたし、まぁ、いいんだけど、
とオヤジはつぶやく。
「あんたには、保険がかかっているから、いいの」。 「どういう、こっちゃ！」
家族の会話は、異様なテンションで、はずむのである。
赤ん坊の「かわいい戦略」にはまった、わが家族は、もう止まらない。
「決定！」
1週間後に、再度ペットショップに。食事の器、柵、キャリーバッグ、
遊ぶおもちゃに・・・・・・あれやこれやで、合計20万円。
いやはや、先が思いやられる。
