結婚のご祝儀袋は、表書きにも何種類かのマナーがあります。
選択する筆記用具にまでマナーが設けられ、万年筆や
ボールペンで書き込むのは悪い例です。
また薄墨で書くことについて言えば、仏事の書き方です。
結婚で使われるご祝儀袋の表書きは、毛筆、筆ペン、サインペンが
最適なのです。
表書きに必要不可欠な寿や御結婚祝の文字スペースは
大きく取り、名前はそれより小さく書くのがバランスを取る秘訣です。
ご祝儀を個人で渡す時には、姓と名を中央に書くという決まりが
あります。夫婦で渡す時には、水引の中央の下に姓を書き、
そのまま下に夫の名を書き、左に妻の名を縦書きで並べて書くのです。
連名でということなら、記入方法を変える必要があります。
連名で名前の記入が可能なのは、3名に限定されています。
水引の中央より下がった部分から右から左へ順番に書いていきます。
立場や歳が同じような時には、五十音順に合わせて書き込みます。
バランスが何となく悪いように捉えてしまうかもしれないですが、
これがマナーなので不安にならなくても良いのです。
ちなみに、3名を超える際には連名で渡すのは無理なこと
なのでしょうか。
4名以上の場合には、代表となる人を選んで水引の真ん中から
下の位置に代表者名を記入すると共に、他一同と書きます。
別の紙を使用して、全員分の名前を書き入れ、中袋に入れれば
良いのです。
紙をどれにするかですが、これには奉書紙や半紙を使用します。
会社代表に決められて結婚披露宴に出席する場合には、会社名を
書き入れます。
この際には水引の中央より下に姓名を記入し、名前の気持ち
右上から会社名を気持ち小さめに書きます。
結婚で必要なご祝儀袋に巧みに筆を使って文字を書くのに、
気が向かないという人が多かったりします。
この点に関し、手抜きをせずに楷書で書けていればマナーに
触れませんし、上手く書けたかどうかは気にしなくても大丈夫です。
頭皮 ピリピリ 白髪染め