「しつけ」って、犬とどのように暮したいのか、どんな環境で暮らすのかということによって決まると思うのです。山の中や無人島(極端な例ですが)で暮らすならしつけはたいして必要ないでしょう。 ぼくやこめちゃん、バースやマッキー、ガンツの飼い主が躾けについて熱心に話し、情報交換するのははずれとはいえ東京で暮さなくてはならない犬だからでしょ?つまり犬は飼い主との関係だけに生きられる環境ではないからです。社会的な存在として生きざるを得ないという要素があれば、そしてしつけなければならない性格を持った犬ならば(なにもしなくてもいい子はいます)、躾けは必要不可欠だと思います。 ただ、人に迷惑をかけるというのも人それぞれで違った考えを持っているから、事が複雑になるのではないかな。 家のなかから人や犬にに吼えることだって、平気な人もいれば、嫌だとい人もいる。吼えられてうるさいと思う人もいれば、平気な人もいる。散歩途中に犬と鉢合わせした時に、ガウガウになっちゃう犬は、他の犬に警戒心を持たせてしまうわけで、これははっきり言って他人の迷惑なのです。 家の中でいくらバカ犬でも飼い主が可愛いと思う気持ちは変わらないでしょうが、殆どの犬は社会的な暮らしをせざるを得ないわけですから、その第一歩として家庭内で「飼い主の言うことをきく」という躾けは大切なことなのだと思うのです。 こめちゃんはこれから「しつけ」の第2段階に入る時期だと思いますよ。だってあれほど呼び戻しができないって言ってたのに、おやつで待たせて「おいで」ができるようになったじゃない。こうした「飼い主の指示に従う」という行動が「ダメ」といわれたらしない、ということに発展していくことでしょう。 犬の好き勝手にさせる=甘やかす、互いに認め合い楽しく暮す=可愛がる、だと思う今日この頃です。 |