雷を極度に怖がるハーシー。
かわいそうではあるのですが、
びったびたの
きったない足で、お腹で、
ホフク前進しながら部屋に入ってくるので、
こちらにしてはかなり迷惑な話です。
しかも、
彼の行く先は決まっていて、
部屋の隅っこ。
そこは、
室内に干している洗濯物の近くなので、
そこにいって、
ぶるぶるっとされた日には、
たまったものではありません。
乾かないのに、
洗濯物が増える。
でも、あの音がとても怖いので、
ご飯を集中して食べることもできません。
“ぶ〜ん”というバイクの音にも、
“チン”というポップアップトースターの音にも、
わずかな音に反応して、
あたりをうかがいながら
おどおどご飯を食べている姿を見ると、
かわいそうだな〜と、感じます。
だから、
人間のそばにいたいの…。
でもやっぱり、
自分の家でおとなしくしていただきたいというのが、
わたしの切なる願いです。