ショパンが3月1日で生誕201年という微妙な数の生誕を迎えたのですが・・・(笑) 一番敬愛している音楽家なのに、今日まですっかり忘れていました・・・。
先月、ショパンの誕生日を覚えていた時は、 すごく好きなピアノ協奏曲1番、バラード1番と4番、英雄ポロネーズだけでも 全曲通して聴こうと思っていたのですが、 今日は東北地方太平洋沖地震が起きてから一週間ということもあり、 普段あまり聴かないピアノ・ソナタ第2番「葬送」と、 モーツァルトのレクイエムを聴いていました。
ショパンのピアノ・ソナタ2番は、3楽章「葬送行進曲」が一番有名なのではないかと思います。 なので、このソナタ自体「葬送」あるいは「葬送行進曲つき」などと呼ばれています。
全体的に暗い曲ですし、特に3楽章の「葬送行進曲」は、 ホラー系のクラシック音楽を集めたというオムニバスCDにも入っていたし(笑)、 ちょっと暗すぎて怖い・・・という印象が強かったので、今まであまり聴くことはなかったのですが、 全体的にシンプルで、中間部はすごく美しい曲なので、黙祷にはぴったりだと思いました。
モーツァルトのレクイエムに関しては、ショパンが自身のお葬式で演奏してほしいと 遺言に書いていて、実際に演奏されたそうなので・・・ それにミサ曲ですし、亡くなった方々を想って聴くのにはベストな曲だと思います。 私はこのレクイエムでモーツァルトのことがすごく好きになりました。
去年、ショパンが生誕200年を迎えた頃も、実はすっかり忘れてしまっていて(泣)、 来年こそはお祝いをしなきゃ!と思っていたのに、また忘れてしまった上に、 こんな悲劇が日本を襲うなんて・・・夢にも思いませんでした。
来年こそは・・・きちんと明るい気持ちでジャスト3月1日にお祝いしようと思います。 また忘れそうで怖いですけど・・・(笑)
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