それが六羽くらい畑のそばにある木の枝にとまって、
「ほーげ、ぎょ、ほ、ほ」
わけのわからない鳴き声をしてる。
春の初め頃のうぐいすは鳴き方が下手だ。
親の鳴き声を真似て、だんだんと巧くなっていく。
「ほげ、きょ」
まだ「ほーほけきょ」とキレイに鳴けないうぐいすの声も可愛くておもしろい。
そのうちキレイに鳴くようになるだろうけど……
親の姿を見て育つのは人間も鳥もいっしょだなぁ。
美しく鳴けるように、親はきちんとした態度をこどもに見せないといけないなぁ。
なーんて、うぐいすからすっかり親心を学んでしまいました。
それにしてもうぐいす可愛いな〜。