暑い日が続いています。犬の熱中症には、十分に気をつけてください!
室内でも熱中症になります!
風通しが悪く、高湿度で室温が25度を超える条件であれば、30分で熱中症になる可能性があります。
窓を開けずに扇風機では危ないです。
部屋の空気が流れるように循環していることが重要です。
換気扇はもちろん、窓を2カ所以上開けておく。
エアコンなら、ドライや除湿で26〜28度設定を。これが1番安心です。
昨年も熱中症で、たくさん犬が亡くなっています。
窓を閉めっきりで、扇風機をかけて買物へ。30分で戻ったら愛犬がぐったり…病院へ。でも手遅れでした。と悲しい報告を受けました。
最近では、ベランダに10分間出したら、ハアハア〜とパンティング、そして震えが止まらない。どうしたら良いですか?と。日曜日でしたので、病院はお休みだということで連絡を頂きました。
明らかに熱中症だと伝え、まずは体をすぐに冷やすこと。
熱中症は一刻を争いますので、早期対応が重要となります。震えは中度で危険です。
すぐに体に頭から水をかけ、それから水風呂へ入れてください。と、伝えました。5分後に電話をしましたら、少しづつ震えがおさまってきたそうです。
あとは氷水を口の中へどんどん流し入れてください。と伝えました。
すぐに体を冷やして欲しかったので、まずは冷やすことだけお伝えしました。
体温が39℃台に下がりましたら体を冷やすのをやめて、病院へ行かれた方が良いです。血液検査と点滴。となります。
犬の体温は通常38〜39度です。人間より2〜3度も高いです。
熱中症は短時間で死んでしまうことがあります。
皆様、愛犬の為に、暑さ対策を宜しくお願いいたします。