突然のご報告になりますが、
昨日18時少し前に鈴が虹の橋を
渡って逝きました。
一昨日の夜から呼吸が荒くなり、
昨日の早朝急いで病院へ担ぎ込みました。
体内には大量の乳白色の水が溜まり、
抜いてもらいましたが、その量600CC。
それが肺を圧迫していたんですね。
それから酸素供給をしてもらい、
一旦は自宅へ帰りましたが、
昼頃になってまた呼吸が荒くなったので
再度病院へ行って、そこで天へ召されました。
13歳3ヶ月と3日。
DMが発症してから、約1年半頑張ってくれました。
我が家の象徴の様な子で、
最期の最期まで強い母親でした。
2歳の時に可愛い子達を産んでからは、
自分の子ではなくてもパピーがいれば、
犬種に関係なく母親になり可愛がっていた鈴。
そして、いつも一緒だった雅は
一番可愛がってもらいました。
誉が来たときも、可愛がって、叱って育ててくれました。
約7年前、ディスクを始めてからは出番が無くて、
応援団長だったけど、DMが発症して
先輩から車イスを譲り受けてから、
ベテランズにも出ました。
まさかJCにまで出れると思っていませんでしたが、
皆様のお陰で聖地河口湖でプレーする事が出来ました。
この想い出は一生忘れません。
それから俺と一緒にTVも出たね。
ホントちょっとだけど、まさかの2日間撮影だったね(笑)
鈴には沢山の子供がいます。
雅・すず・もも・なな・チャコ
みんな元気に過ごしてるよ♪
子供達の中には鈴は生き続けるからね。
鈴は凄い子でした。
もう大会に行けないのを知っていたかの様に、
行った最後の大会で愛娘の雅を
初優勝させてくれました。
そして、今日も意識が朦朧としている中で、
俺とクミが病院に迎えに行ったら、
俺達の呼掛けに反応してコッチを見て、
それを最期に息を引き取ったんです。
俺達を待っていてくれたんです。
本当にドラマのワンシーンの様でした。
こんなにも強く、こんなにも凄かった事を
最期になって知った僕は飼い主失格ですね。
結局、鈴には最期まで教えられっぱなしでした。
でも本音を言うと、すこしホッとしています。
今日の昼頃に見た苦しんでいる姿から開放され、
これからは自由に歩けるんです。
若かりし頃、グラウンドをボール目掛けて
爆走していた鈴に戻れたんです。
僕は鈴の飼い主になれて幸せでした。
『介護大変でしょ?』とよく言われましたが、
そんな事ありません。
それだけ毎日抱っこも出来たし、
ゆっくり散歩も出来たし、
それだけ濃密な時間を過ごせたのですから。
もう鈴にはゆっくりしてもらわないとね。
俺も、クミも、雅も、誉も、鈴から卒業しなきゃね。
昨日の夜、クミと俺の間に鈴を寝かせ、川の字で寝ました。
いつもと変わらぬ光景。
ただ鈴の体が動かないだけ。
知ってか?知らずか?今朝方は鈴の頭の横に雅、
お尻の所に誉がピタっとくっついて寝てました。
鈴。
楽になれたね。
昨日は苦しかったよね。
本当に1年半よく頑張った。
鈴とは本当に色んな所に行ったね。覚えてるかな?
俺は全て覚えているよ。
今までありがとね。
これからは俺達が雅と誉を守っていくからね。
キミは本当に強く、そして美しい我が家にとって自慢の子でした。
そっちの世界に先にオリーブが逝ってるから、会ったら久しぶりに遊んでね。
俺も、クミも、雅も、誉も、そっちに逝ったら、また家族全員で遊びに行こう。
美味しいものいっぱい食べよう。
その日まで少し待っててね。
そんな大切な鈴の最期を看取れて良かった。本当に良かった。
『ありがとう。大好きだよ鈴』
大会会場や、様々な場所で車イスの鈴に声を掛けてくださったり、
頭を撫でてくださったり、本当に有難う御座いました。
もしこの日記を読んで、頭の中に少しでも鈴がいてもらえるなら
『頑張ったね』って褒めてあげてください。
それだけで、あの子の頑張りが報われます。
本当に鈴へ多くの愛情を有難う御座いました。
最期に、ノリが鈴のフォトムービーを作ってくれたので、アップします。
ノリ、ありがとね。
FROM レッド&クミ