今朝、ブラクリの男の子がお星様になりました。
たった１０日の命でした。

昨日まで元気だったのに・・
と、私には見えていた。
でも、今思うと昨夜少し様子がおかしかったのかも・・
一番小さく生まれて出産の時も先生にダメかもと言われていましたし。
生まれたときは思っていたより元気だったし順調に育っていたので安心していました。
だけど本当は私が思っていたほど元気ではなかったのかもしれません。
この間体重の増えが全くなかったのと目もまだ開いていませんが右目に目やにが出ていました。
これはココの抜糸の時におチビも一緒に診てもらおうかと思っていました。
よく泣く仔でした。
ココのオッパイの側にいても飲まずに泣いたりしていました。
今だから思えるのですがこう言ったことが信号だったのかも知れません。

今思えば、昨夜様子が変だと思ったことは
いつもケージの中ではココ親子は左側で過ごしています。
そこがココにとって落ち着く場所なのでしょう。
仔犬たちはココから離れる事はないのでいつも左側にいます。
それが昨夜おチビはひとり右側寄りにいて「ピーピー」と泣いていました。
もがいているけどココのところへなかなか行けず、最後はココが咥えて自分の所に連れてきました。

今朝、いつも６時半に私が起きるのだけど今日はお父さんも月一の病院で三男も学校がお休みでお弁当は作らないと決めていたので
７時ごろに起きようと思っていました。
だけど、いつものようにココは６時半ごろにケージから出してと泣いた。
ケージの扉を開けてあげると私のお布団に入ってきました。
暫らく私のお布団の中にいてまたケージに戻りました。
また仔犬をお布団まで連れて来られては困るからケージの扉を閉めて。
その時お父さんが起きてきたので私はお布団に戻りました。
すると仔犬の小さくなく声がしてお父さんが「ココ離してやりなさい」と言う声が
また咥えてる！
もう一度お父さんが「だめだめー」
ココは咥えて泣いている。
私は「いいからケージの扉を開けてやって」と言いました。
咥えると言う行動はやっぱり仔犬にとってはかなり負担がかかると思う。
兎に角早く離させなければ！
ココはやっぱり仔犬を連れて私のお布団に入って来た。
そう言えばいつもなら咥えられている時に泣くのですが泣いていませんでした。
私は咥えられる事になれたのかな？と思いました。
ココは仔犬を足元まで連れて行った。
少ししてココも落ち着いただろうから仔犬を私の胸のところまで連れて来てあげた。
その時異変に気づきました。
仔犬が泣かない！
ダラ〜ンとして力がない！！
もう既に息がない・・・
ココは仔犬の異変に気づいていたのだろうか？だから連れて来たのだろうか？
わかりません。。。

たった１０日間の命。。。
１０日しか生きられなかった。
いえ！生まれる時ダメだと言われた仔が１０日も生きられた！
今は慰めにしかなりませんがそう思うようにしました。
１０日間、ココはこの仔の事は一番気になるようでよく面倒を見ていました。
一番よく泣く仔なのでお尻のお世話もよくしていた。
たった１０日間だったけどココの愛情をいっぱい受けたと思います。
それだけでも幸せだったよね！！
生きて生まれてこなかったらこんな愛情さえ掛けてもらえなかったもん。。。
そう思うしかありません。

まだちゃんとした名前もなかった仔。
だけど私は密かに付けていました。
息子に笑われたけど第一子。いっ君。
いっ君、ココの子供に生まれてきてくれてありがとう♪
お空の上でママと妹弟のことを見ててね。
いっ君の分までいっぱいおっぱい飲んで元気で育つように見守ってあげてね。