母が死ぬまで大切にしていたものがあります。
父が結婚の時に送ったダイヤモンドです。
結婚指輪とは別の話です。
父は当時事業を行っていて相当羽振りが良かったそうです。
でも、当時から父はその事業が未来永劫継続できるものとは考えていなかったのかもしれません。
私が大学生の時に倒産させてしまいました。父は結婚前母に、そのダイヤモンドを贈る時に、もし自分が破産したり、路頭に迷うようなことがあればコレを売ってしのいで欲しいと言ったそうです。母は、その言葉で結婚を決めたそうです。
結婚前から家族の行先を案じていてくれるこの人だったらと思ったそうです。
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