犬のしつけでかなり苦労されている人が多いのは、犬の無駄吠えを止めさせることではないでしょうか？
犬の無駄吠えは近所などに大変迷惑ですから、飼い主としては気になるところです。

元々、犬の吠える声は自己主張であったり、自分の生理･性的な状態を伝える手段です。
さらに犬の吠える理由としては、犬が感じる恐怖心と警戒心が挙げられます。

ですから、子犬から飼っているのであれば、なるべく小さいころから多くの人に接するようにしたり、日頃人が起こす物音に慣らすことが重要です。
早く慣れさせる事で、人や物音におびえないですむような社会性を身につけてさせることで、無駄吠えを抑えることができるんですね。

サークルでトイレトレーニングでするのもいいでしょう。

排泄した後に、必ずほめてあげてからサークルから出して遊ばせてあげましょうね。
３０分ほど遊ばせたら再びサークルに入れて排泄させます。

褒める時には、大げさなくらいほめてあげましょう。

それにより、
「トイレで排泄する→ほめられる→うれしい→また誘導された場所でする」
という良い循環にはいり、しつけが早くなります。

逆に上手く出来なかった場合はどうしたら良いのでしょうか？

実は、犬はトイレ以外の場所で排泄したことをしかっても理解できないようです。
ですから、上手くできた時に「ほめる」ことが重要なんです。
根気よく続けていれば、おおよそ１ヶ月ほどで
　「トイレ＝トイレシーツ」
となり、トイレシーツでしか排泄しなくなります。

犬のしつけで最も重要なのはトイレのしつけですよね。

もともと犬の習性として
「排泄場所と寝る場所を分けて生活する」
というものがあるので、きまった場所で排泄をするトイレを設定するというのは比較的容易なんです。

犬の習慣としてトイレに行く機会は、食後・遊んだ後・目覚めた時が多いんです。
落ち着き無くソワソワしてたら「おしっこ」、「うんち」と声かけをしながらトイレに連れて行ってあげましょう。

トイレのしつけは早ければ一週間ぐらい、遅くても２〜３ヶ月でできるようになるハズです。

トイレの場所は早くから決めておくべきです。
犬は嗅覚が鋭いので、自分の尿のにおいがついたものを残しておくと誘導しやすくなります。

逆にトイレ以外の場所で排泄してしまったら消毒をしてニオイを完全に消し方が良いですね。