毎年七草粥の日は無病息災を願ってデルにもおすそ分けです。
七草粥をベースに鶏レバー、鶏ハツ、納豆、かぼちゃ、ヨーグルト、わかさぎの煮干、生姜の絞り汁、アマニ油を入れています。
あんまり美味しそうな見た目じゃありませんね・・・
量少なく見えますが、直径２０センチほどある大きなフードボールなんです。
手作りご飯の時はこのボール。
小さい器だとあっちこっちに食べこぼしてますが、この深くて大きなボールだとこぼさずキレイに食べてくれます。
デルのご飯を手作りするのは久々です。
普段は主にドライのドッグフードなので。
近頃、食べ物に対する不審はぬぐえない時代になってしまいましたよね。
ワンちゃんの食事についても同様に相談をうけることが増えたように思います。
以前は「どのドッグフードがいいの？」という質問でしたが、
最近は「市販のドッグフードと手作りご飯どっちがいいかしら？」といった感じです。
勉強熱心な方が非常に多いですね。
手作り食もドッグフードも両方共にメリット・デメリットがあります。
実は昔、私とデルは超有名ドッグフードの広告にモデルとして出演していたことがあります。
（もちろんデルのギャラは現物支給
。自分の食いブチを自分で稼ぐスーパードッグ？でした
安室奈美恵ちゃんにも抱っこしてもらったし〜
↑これは関係ないですね・・・
）
脱線しましたが、お仕事とは言え、メディアを使って某フードを薦めていた以上、はっきりと申し上げにくいのはありますが、
今の私が考える理想の愛犬の食事は
犬の栄養学をきちんと学んだ飼い主さんが、安全な食材を使って作るご飯が最善だと思います。
うちは理想論とは逆説的ですが
ドッグフード→手作り→ドッグフードに戻りました。
多くのフレンチブル同様、デルも皮膚トラブルに悩まされていて
できればお薬でその場しのぎの症状を止めてしまうのではなく、
根本的に治してあげたい。
若い体、免疫を上げて、治癒力を高めてあらゆるリスクに対応できる健やかな体を作ってあげたい。
との思いから、ペット栄養学を勉強し、手作り食を続けていました
ほんと美味しそうに食べてくれるし、ママ冥利につきるんです
が・・・
なにせしがない一人暮らし。
自炊すらろくにしないのに、デルのご飯のためだけに
バランスの取れた食事を作るため、何品目もの絶対的に安全な食材を
日々揃え続けることはライフスタイル的にも経済的も無理でした。
都心の超高級スーパーですら、絶対的に信頼できる食材を揃えるのは難しいです。
・・・かといって自給自足はできません。
毎月、旅に出歩いているのでドライフードの便利さに助かっている部分もあります。
そして、一番の理由。
いつ大地震が起きてもおかしくないと言われている東京に住んでいる以上、
災害対策は忘れずに、非常用のリュックにはデル備品としてトイレシートなどと共にフードを１週間分ほど入れてあります。
家には防災マニアかっ！ってほどいろいろ備えてありますが・・・
保存、持ち運びを考えるとドライフードが備蓄には適しています。
万が一、被災すると、尋常じゃないほどのストレスがデルにもかかるでしょう。
そんな時に、せめて食事ぐらいはいつもと同じものできちんと食べてもらいたい。
水分が確保できるかは心配ですが。。。
阪神大震災を知る神戸出身だからこそ、余計に不安になってしまうのでしょうね。
そんなこんなで今はドライフードを中心に、
夏場水分を意識して取らせたい時にはウエットやフローズンフードをあげることもあります。
市販のフードは正直、100％信頼できていないのも事実です。
作っているところ見たわけではないし。
それでも調べた範囲で良さそうなものを絞り込み、
体調をみながら、いろいろ試して・・・
１年ぐらいフードジプシーだったかなぁ。
今のフードに落ち着いて約半年です。
ドライフードにマリアアザミなどのハーブMIXのサプリメントを加えています。
お腹の赤いブツブツはなくなり、毛並みも体調も良いです。
メンタル的にも今のほうがデルには良いようです。
以前は私がキッチンで料理を始めると
匂い的に人間用なのか自分用なのかわからず、ソワソワしていました。
作ってからも冷めるまで、匂いがするのに”おあずけ”状態で可哀想だった気がします。
今は私がどんだけ芳しい料理を作ろうと
自分のご飯ではないとわかっているので、知らんプリ。
余裕で寝てます
私が食べるものを欲しがることもないので、マナー的にも二重丸。
ただ、フルーツだけはオヤツ代わりにあげているので、
一目散にやってきて、テーブルの下でおこぼれを待ってます
リンゴが大好きですね〜
アレルギーで食べられる食材が限られていたり、
療法食しか食べられないコもいます。
食べることは生きる上で一番の基礎。
それぞれの家庭にあったスタイルでそのコに合った食事で
健康に長生きさせてあげたいですね
