事の発端は俺様（夫）の一言からだった。
「こないだ飲みに行った帰りに、ペットショップの前を通ったらかわいい子犬がいたんだよ〜」
「何の種類？ダックス？そういうときはお持ち帰りしないと〜」
と、長女。
「みっきぃも今、小雪とコマーシャル出ている白のダックス欲しいなあと思ってるの」
と、次女。
何だこの家族、やばくない？
とっさにいなくなりたかった。
「ねえママ」
ほらきたほらきた、やな予感。。。
「子犬ほしいよね？」
はあ〜〜〜私に振るか〜？
知らんぷり。
「ちょっと！聞いてんの？ママ！ママ呼んでるんですけど」
しょうがない。ここはガツンと言わなきゃ女がすたる。
ガツンと！！
「ママは犬はもう当分いりません。四匹で充分。だいたいお散歩するわけでもなく、生意気な口ばっかり聞いてるくせに、何が子犬ですか？自分たちの事ちゃんとできるようになってからでしょ！四匹でも大変なんだから勘弁してよ。忙しいのに全く。それにもし今度犬飼うなら大型犬て決めてるの。」
ん〜我ながらばっちりガツンと言ったな！
ん？ちょい待てよ。最後が余計だったな。やばいやばい。
どうかスルーしてくれ。
「大型犬ならいいの〜〜〜？」
だよね、そう来るよね。
でも負けない。
「大型犬なんて今のままじゃあ、無理でしょ？どう考えたって飼えないでしょ？おしっこもうんちゃんも今のよりすんごく大きくなるんだよ！ね！無理だよね〜。ありえない。はい、この話はおしまいね」
よしよし。これで大丈夫だろうと確信した。
「ねえ、パパ！飼えるよね？」
この長女！まだあきらめんか！今度は俺様を見方につける気だ。
植木等が昭和の無責任男ならこいつは間違いなく平成の無責任男である。きっと無責任な事を言うに違いない。
「使ってない和室、ペットルームに改装するか」
どっひゃ〜〜〜。想定外。。。
私の自慢の和室。あんた達が私に相談もなく買ったマッサージチェアのおかげで物置化してしまったのに、追い討ちかけるのような提案は何だ？
おまけに平成の無責任男はこんなことまで言い出した。
「最悪、パパの車と、怜香の車はガレージから出てママの車みたいに外の駐車場借りればもっと飼えるぞ！」
そんな無責任な言葉で三人が盛り上がりに達した。
最終章は
「じゃあ私からのプレゼント」
の言葉でしめくくられ・・・
と、思いきや、出た出た、無責任男のしめくくり
「パパは知らないよ、ママがいいって言うならいいけど、パパは関係ないから・・・」
なんだって〜〜〜！今まで娘たちをおおいにあおりたて、こんな展開にまでしておいて自分は責任逃れしようっていうその根性はいったい何？
ペットショップに行くのも一応拒否なんかしちゃってさ・・・
芝居ががってんのはみんな知ってる。
ショップ行って一番ミルキーを抱っこしてたのはどこのどいつだよ！
明日はゴールデンに決まったいきさつをお送りいたします。
ムースのへそ天です。今日は雷ゴロゴロだからおへそ持ってかれちゃうぞ！
長女は小さい頃から目を開けて寝ます。
私もだそうで、次女もです。遺伝？
そしてムースも。。。
ミルキーもへそ天だ〜。女の子なんだから。。。
ショップのときから一緒のくまたん。
こんな姿もかわいいの〜。
お水飲みはお上手です。
おりこうさんで夜寝てるのに、酔っ払い俺様に起こされてもちゃんと相手してあげれるんだよね。。。
