具合の悪かった千秋。
昨日までは、点滴で少し元気になったように思ったのだけど、相変わらず食べられないので、どうかな??と思いながら、奇跡を待っていました。
で、今日は、本当なら病院はお休みで、先生も10時には出かけないといけないのですが、千秋の点滴のために、朝時間を空けてくれました。
今日の、千秋の様子は、昨日より弱ってしまった感じ
私の診た感じでは、もう今日いっぱいもつかな??
と感じた。
病院に着いて、点滴しながら先生と話をした。
「ちょっと、悪そうですね」と、「心臓も少しゆっくり目ですね」と。
今日、もつかな?と聞いてみた。
「お昼ぐらいまでかもしれませんね」と答えが・・・
そうしてるうちに異変が!!!!
瞳孔が開いてきた・・・・
「どうしますか??連れて帰られますか??」と聞かれ、即座に「はい、天気もいいのでお部屋で、そして陽だまりに中で逝かせてあげたいので」と伝える。
そしたら、呼吸停止!!!!
心音はまだ聞こえるので、血圧を上げて心拍数を上げる注射をしていただき、人工呼吸で、なんとか持ち直してくれました。
先生が「はやく、今のうちに!!お家に連れて行ってあげてください。しばらく大丈夫ですから、ただ、急いでもゆっくり動かしてください」と。
急いで、車に乗り込み、家に向かう。
でも、涙が止まらなくなってしまった。もう、19歳なんでいつ逝ってもおかしくないけど、急に・・・なんで・・・・この前まで元気にしてたのに・・・・
家に着いて、一番日の当たる部屋にバスタオルをひいて、寝かせる。
注射が効いてるのか、顔を触ると瞬きの反応があったので「千秋??千秋!!!」と声をかけると、「にゃー」と言ってくれた。
それが最後の、言葉(鳴き声)
しばらくして、チワワがいつもは鳴かないのに、ワンワン言う。
見ると、さっきまで千秋が寝ていたベットに向かって吠えてる。
千秋に何か!!!
急いで、千秋のそばへ行くと、痙攣なのか??前足、後ろ足を歩くように動かしてる。
じっと、見ていると口がヒクヒクしたかと思うと、瞳孔が開いて、呼吸が止まった。
とうとう、逝ってしまった。
火葬場が、17時までなので、たっくんが帰る頃に一緒に連れて行くことにしたので、そのまま部屋に寝かせておいた。
お花を入れて、最後のお別れをしようと、たっくんと覗きこんだ。
やっぱり、涙が止まらなくなってしまった。
たくんが「お母さん泣いてるで」と言う
でも、たっくんを見たら、たっくんも泣いてたので「たっくんも泣いてるで??」というと「だって、たっくん千秋大好きやったもん!!!!」
ありがとう、たっくん。千秋も幸せやったはずやからな。
暖かい陽だまりの中で静かに逝った事は、幸せだと信じたい。
千秋 昭和生まれの19歳と4ヶ月でした。