第5幕 山を下って
はっぴぃとらっきぃは来るとき貰った「おいものササミ巻き」を食べ小屋をあとにしました。
山の頂上を越えてくだりの坂になりました。少し進むと途中に人々が集まってなにやら相談していたので理由を尋ねると、この先に暗々爺という人々を困らせている悪いお爺さんがいるというのです。
この話を聞いたはっぴぃとらっきぃは人々が通行に困っているこの悪い暗々爺を倒そうと先に進みました。
坂の中ぐらいの場所に暗々爺の家があり、家の前に着くと暗々爺は外で何かぶつぶつ言ってました。
第4幕 大きな山
さて、バアたんやくーちゃん達から見送られたはっぴぃとらっきぃは大きな山を登り始めました。けれども途中夜になってしまい、山の頂上に近いところで山小屋を見つけ休みました。夜が更けて小屋から外を覗くと目を光らせた大きな怪物たちが大きな鼻息を発てて行き交っています。はっぴぃとらっきぃはこんなにすごい怪物は見た事が無かったので一晩中起きててしまいました。はっぴぃとらっきぃは朝になり日が照ってきてから昨夜の寝不足と温かさもあってか寝てしまいました。目が覚めるともう日は高く上がりお昼も過ぎようとしていました。
第3幕 退治への道
人々を困らせ虐める悪く醜い鬼のようなお婆さんが住む所へは、大きな山を1つ、小さな山を1つ越え、妖怪の棲む以前お寺だった場所を通って坂のところに出来た新しい町まで行かなければなりません。はっぴぃとらっきぃはバアたんやくーちゃん達から旅の食料に大好物の「おいものササミ巻き」と「ささみジャーキー」を貰って出かけましたバアたんやくーちゃん達は旅立っていくはっぴぃとらっきぃに手を振り見えなくなるまで見送りました。はっぴぃとらっきぃは、まず大きな山を越えようと意気揚々と進みました。
第2幕 お婆さん退治
ある日、バアたんの家に行くとバアたんが「人々を困らせ虐める悪く醜い鬼のようなお婆さんがいる。」と怒っています。はっぴぃはバアたんに「それでははっぴぃがその悪いお婆さんを退治してきます。」と言い出しました。「僕も一緒に行こう。」とらっきぃも言いました。バアたんやくーちゃん達は止めましたが、どうしても行くと言う気持におされ、とうとう行っても良いと言うことになりました。こうして、はっぴぃとらっきぃは人々を困らせ虐める醜い鬼のようなお婆さんを退治に出かけました。
第1幕 ワンコのはっぴぃ
あるところにナオちゃんとくーちゃんという夫婦が住んでおりました。夫婦の家にはジージもいて3人で暮らしておりました。ある日、夫婦は生後1ヶ月の仔犬を1匹家に連れてきました。名前は幸福と書いて「はっぴぃ」と名付けました。はっぴぃはよく鼻水を垂らす仔犬で3ヶ月位までナオちゃんは昼の間、自分の服の中に入れて大事に育てました。はっぴぃは何不自由なく人を疑うことも無く、時にはバアたんのお家に行って同じミニチュアダックスで1才年上のらっきぃとも仲良く遊び、すくすくと育ちました。
※今日から物語「はっぴぃの冒険」が始まりました。はっぴぃとらっきぃの冒険旅行をお楽しみ下さい。
CMタイム
ここのリンクから行けるじゃすみんさんのホームページ「ようこそミニチュアの街へ」で新しく「さじの上のひよこ」がアップされたよ!