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のんは実家まで新幹線なら3時間、飛行機なら1時間、車だと15時間位の所に 住んでいる。 便利な環境で育ったのに、やむを得ない事情で 「友達0!おしゃれなお店0!おいしいお店0!」の切ない地に納まっているのである。 (もうすぐ脱出できるけどね!!)
そんな不満満載の生活にやってきたぽん太は、のんの救世主である♪ 辺鄙な地での唯一の友達なのだ(涙)
さて、そんな不自由な生活を送っているので、帰省するのが唯一の楽しみ! 愛するぽん太を置いていく訳には行かないので“二人手を取り合って愛の逃避行” もどきを年に数回行っている。
最初の3回は移動時間を考えて飛行機に乗った。 正直な所、移動中ぽん太は別の部屋に通されるので、他の乗客の迷惑にならず安心だと 思った部分が多い。(気が楽だと思ったのだ) ただ、受取りの時に震えているぽん太を見る度に、怖い思いさせてかわいそうだなと 毎回胸が痛くなった。
ところが3回目の移動が済み、無事に実家に到着したらぽん太の具合が悪くなって しまった。 丁度、少し前にトリミングで泥パックをして貰ったり、フードを変えたりと変化が 重なり、とどめの飛行機だったので、どれが直接の原因なのかは分からず終い。 幸い、すぐに調子は戻ったけれど、やっぱりストレスは最小にしなくては駄目だ!と 心を入れ替える(?)キッカケとなった。
さすがに一人で15時間も運転するのは無理だと思い車は却下。 残る選択肢は新幹線である。
吠えたらどうしよう・・・、暴れたら?喉は渇くかな?・・・など不安要素は沢山 あったけれど、結果は案ずるより産むが易しであった(笑)
普段聞かない車内の音や、外の景色が凄い勢いで変わっていく事、隣の人の気配など ソワソワはしていた物の、ずっと膝の上に居られて安心出来、途中からはぐぅぐぅ 眠っていた。 一度も吠えず、暴れもせず、大人しく外の様子を伺っているぽん太を見て、なんて 立派に育ったんだろう!と息子の成長を喜ぶ親の心境にまでなってしまった(笑)
どうしてもっと早く新幹線を利用しなかったんだろう。。。 怖い思いを何度もさせてごめんね、ぽん太。 反省しきりである。膝の上だと安心だよ♪ ちゃんとおりこうにできるよ!普段、近くへ出掛ける時は何とも思わないけれど、何日も家を空ける事になると 犬をどうするかと本当に悩む。 もし私が病気になって入院なんて事になったら、ぽん太はどうしたらいいんだろう。 そういう状況になる前に、本当はちゃんと探しておかないといけないんだろうなぁ。 困った・・・
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