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のんは極端に方向音痴なのですよ。 記憶力と同様、方向音痴ぶりは幼少時代からの筋金入り。
どの位かと言うと・・・
のんが通っていた小学校は、全国でも有数のマンモス校。 なんと全校で2000人以上の児童数。 学校を真ん中に、半径1km位の地域から児童は通学していた 訳ですが・・・
のんが仲良くしていた子は学校を真ん中に、のんの家と反対方向に 1km位の所に住んでいました。チャリで15分位かしら? 道程も単純明快!3回位しか曲がらずに到着する事が出来ます。
その子の家にチャリで行き、楽しく遊んでいると、外から市が流している チャイム(夕方になる合図みたいの)が聞こえるではありませんか!
実は、のんの母ちゃんは鬼婆。 鬼ルールは門限が16時、1分でも遅刻しようものなら・・・ 怖くて書けません
そのチャイムが聞こえていると言う事は、既に16時!!ギャフン
大慌てで友達にさよならを告げ、チャリにまたがり一目散っ!
少しでも早く到着するようにと、立ち漕ぎで普段利用しない道に 入りました。 これが迷路の入口とは気づかずに・・・
物凄い勢いでチャリを漕ぎ“こっちの方向のハズっ”と 根拠のない自信に振り回され、はっと気づいた時には、見たことも ない所にいるではありませんか・・・
“あり?どこだここ・・・” やっと少し冷静に自分の置かれた状況が見えてきたのん。 とりあえず近くを歩いていたおばちゃんに “○○小学校はどっちですか??”と聞いてみた。 おばちゃん一瞬考えて、返ってきた答えとは・・・ “△△小学校ならそこですよ。”
え?△△小学校??
今でこそ、それが隣の学区の小学校と分かるけれど、当時は聞いた事も ない学校名で目が点。ココドコデスカ?
お礼もそこそこに、来た道を大急ぎで引き返す事数十分。 なんだか辺りも暗くなっちゃってきた頃、やっと友達の家の近くに 返り咲きました〜。
結局、大体元の所まで戻り、そこから正規のルートで帰り着いた ものの・・・ 到着すると17時過ぎ。一体どれだけ走ったのか。。。 低学年ならまだしも6年生だったなんてとても言えないわっ
鬼に角が生えていたのは言うまでもありません
家からチャリ15分程度の場所で迷えるのん。 その飼い犬ぽん太と言えば、そんな飼主を誘導するでもなく “類は友を呼ぶ”で、家の前にいながらにして“早く帰ろうっ!!”と ぐぃぐぃ通り過ぎてしまう始末。
ぽん太、おまえは迷子になったら帰ってこられないタイプだな。 二人で行動するのは控えようか・・・
え?散歩は??ぽちっとなっ!
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