ここ数日、エルに「日曜日から入院だよ。また手術になるけど、がんばって良くなろうね」などと言って聞かせてた。わかっているのか、いないのか・・・と思っていたけど、今日は朝から落ち着かない様子。何となく違う雰囲気を察していたのかなぁ？
病院に着いて、診察室で簡単な問診を済ませ、先生が「じゃぁ、お預かりします」と言ってエルを抱こうとしたけれど、いつも診察の時は、おとなしいエルが、診察台の上で動きまわる。ママが見えるとダメだなと思い、先に診察室を出ることにする。出る時に、「エル、がんばってね！」と声をかけると、すっごく不安そうな顔で見つめられる。あんな顔を見ると、置いて帰るのが心苦しくてたまらない。でも、心を鬼にして診察室を出る。
受付で手術の同意書にサインをする。初めてではないけれど、あの同意書にサインをするということも不安になる要素の一つになる。これは、人間の時も同じ。同意書にサインをしている時に、受付のお姉さんの背中ごしに、先生に抱かれていくエルが見えた。また、あの不安そうな顔でこちらを見る。先生が「バイバイね」と声をかけ、エルの姿は見えなくなる。
全身麻酔の前は絶食になるから、多分、お水は今日の夜から飲めないんだろうな。明日はご飯も食べられないはず。明日の今ごろは、手術も無事に終わって、ご飯もちゃんと食べて、ちょっと痛みはあるかもしれないけど、ゆっくり休めてるといいなぁ。とにかく無事に手術が終わりますように！
今日は、何かにつけエルのことが気になる一日だったけど、手術が終わるまでは、やっぱり心配。
