手術後、間もないエルの写真は、少し痛ましく感じるところもあるけど、エルががんばった証として、残しておこうと思う。
でも、右目の時、同じくらいの日に撮った写真とは、だいぶ様子が違う。もっと痛々しくて、見ているのが辛かった。今回の方があきらかに腫れが少ない。目が小さく見えるのは、乾燥を防ぐために、目尻と目頭をひと針づつ縫っているためで、これは自然に糸が溶けて普通の目の大きさに戻る。
この5ヶ月半の間に手術の技法が少し変わっていた。今回の方が傷口の治りも早そうだ。挿入するレンズも進歩してて、前回のものとは違っている。最近のことらしいのだが、ちょうどその瀬戸際を経験したせいか、獣医学って著しく進歩してるんだなぁ、などと感じた。
そのおかげか、前回は手術後の検診が1週間後、2週間後、1ヵ月後・・・という感じだったけど、今回は、いきなり1ヵ月後の検診でよくなった。
手術の様子をビデオで見せられるのだけど、（最初はちょっと恐かった）本当にすごいと思う。
エルの目のことがなければ、動物病院に眼科専門の病院があることすら知らなかっただろうな。この眼科で会った患者さんの話では、皮膚科専門の病院もあるということだった。
知らなかった。。。
でも、病院のお世話になるのは、フェラリアの薬とかワクチン接種とか、お決まりのこと以外ではお世話にならない方がいい。
ただ、残念ながら、エルは幼くして両目を手術するという災難に見舞われたけど、こういう先生を紹介してもらって失明を免れたことは、とても幸せなことだと感じる。
