今日は半年ぶりに眼科の検診に行ってきた。
首都高も空いてて、1時間くらいで到着。
（写真は本日のエルです。検診とは何の関わりもございません）
待合い室は満員！
黒ラブ、キャバリア、Mダックス、シーズー、ジャックラッセル…
昔より犬種が多様化してきたような気がする。
眼科の認知度がUPしてきたってことなのかな？
30分くらいして「エルちゃ〜ん、どーぞ」と呼ばれ診察室へ入る。
「エルちゃん、久しぶり〜元気だった？」と先生に声をかけられて、シッポぷりぷり。
「じゃあ、まずは体重を量ろうか。」
「先生、私太っちゃったの…」
「あれ、ほんとだね〜。1kgくらい増えてるよ、何おいしいもの食べたのかな？」
「特においしいものは食べた記憶がないんですけど、太っちゃったんです」
先生、クスクス笑ってました。
それから眼圧測定。正常値で問題なし！
瞳孔を開く目薬をさして、再び待合室へ。
それから更に待つこと30〜40分。
院長先生の診察です。
台の上に乗って、目に光を当てながら検査する機械がカチャカチャと動きます。
その画像は、パソコンの画面に映し出されるので一緒にチェック！
痛い思いをした場所だけど、不思議なことにエルは病院が大好き。長い待ち時間も膝の上でお座りして、1時間でも2時間でもじっとしててくれます。
これはとっても助かります。
検診の日が近づくと、特に気になる様子もないし、大丈夫！と思ってはいても、やっぱり当日は、多少の不安がよぎるのです。
レンズを直接眼球に当てる検査が終わって、さて先生の診断は…
大丈夫、心配ありませんよ。
ほっ！ この一言を聞くまでは、やっぱり訳もなく心配になってしまうのよね。
左目の手術から、ほぼ一年が経過しました。
目薬も一つになったしね。目薬と言っても、これは目に潤いを与える液体なので、薬とはまた違うんだけどね。すっかり良くなったってことだよね☆
良かったね、エル♪
次回の検診も半年後。
実は今日の検診で同じコッカーの女の子と隣あわせになったんです。
左目が大きく膨らんでいて目の大きさが違ってました。
パパに抱かれていたんだけど、具合が悪いせいかエルが近づくと低い唸り声をあげて…
いくつですか？と尋ねると5歳になるところということ。
そしてパパさん、その左目を片手でおさえて小さな声で「今日、こっちの目がなくなるんですよ…」
とても悲しそうで、切なそうで、辛そうな気持ちが、その一言に詰まってました。
緑内障だそうです。
やはり白内障の手術をした目が、今度は緑内障になってしまったそうなんです。人ごとではありませんでした。
名前を呼ばれて、同意書にサインをして「ではお願いします。後で迎えにきます」と手続きを済ませて軽く挨拶を交わして出て行ったパパさんの後ろ姿は、本当に悲しそうでした。
以前にも病院で片目がないコッカーちゃんや義眼のコッカーちゃんにも会いました。
その子たちは、それなりに歳を取ってたけど、5歳はまだ若いもんね…
それで、診察の時に院長先生に緑内障の話を聞きました。
症状が出るまで気が付かないことが多いらしいです。
ただ、前兆みたいなものはないんですか？と聞くと、まず眼圧が上昇するから、そうすると痛みを伴うんだそうです。
痛いから元気がなくなる。散歩に行きたがらない。食欲がない…
目をパチパチさせる、目をこするなど、強いて言えば、こんな症状が初期症状なのだそうです。
でも、飼い主さんは気が付くから病院へ行くんだけど、普通の病院だと、その原因が目にあるということに気が付かない場合が、まだまだ多いそうなんです。そうですよね、こういう症状はどんな場合にも当てはまるし。それで、進行して初めてわかる…
こういうパターンが多いそうです。
コッカーは、特に目の病気が多い犬種だし、これに甘んじないで気をつけていかないといけないなって、改めて思いました。
でも、院長先生から、「白内障の手術をして1年経過しても何の異常もなければ、緑内障になる確率は、ぐんと低くなると言われてるから、そんなに心配しなくても大丈夫だよ」って言われて、ちょっと安心したけど、定期検診は続けていこうと思います。
Aコッカーの弱点、目、耳、皮膚とは、上手に付き合っていかないと！ですよね。
ちょっと切ない話だけど、エルの眼科通いの経験が、何かの役に立てばいいな〜と思ってます。こんな想いは、できればしないほうがいいですからね。
