前にもお話しましたが、手術後、レンズが定着するまでは、ズレや破損がないようにしなくてはいけません。
検診でも、視力の回復状態とあわせて、この当たりもチェックします。
好きなオモチャでも遊べないし、エルにとってはガマンの連続です。
そして、クリスマス前の検診の時に、ドッグランOKという言葉を頂きました。
やった〜！！
でもこれは、じゅうぶん注意することが条件です。
手術から約4ヶ月。長かったような短かったような…
検診も3ヶ月後になりました。
今までの分を取り戻すかのように色々とでかけました。
この年のクリスマスイヴに、初めてドッグカフェに行ってみました。
そこで、偶然お会いしたのがベル君でした。
Safranさんに写真を撮って頂きました。
ホームページを持っているということで、この日からベル君のホームページを見ることが日課になりました。
そして、自分もブログを始めてみたいと思うようになりました。
元気になったエルとの日々を、何かに残しておきたいと思ったのです。
お正月が過ぎて、1月も半ばを迎えた頃、友人と一緒にドッグクラブのしつけ教室に通うことを考えていました。
1月15日（日）に、その様子を見学に行きました。
とても楽しそうで、みんなおりこうさんだな〜と関心してみてました。
老人ホームの慰問などもあって、それも興味を引きました。
その日は、入会申込書を頂いて帰ってきました。
その翌日、左目が白くなりました。
やっと右目が回復して、しばらくのんびりできると思っていた矢先の出来事でした。
エル、1歳1ヶ月半の時です。
左目がなることは覚悟していましたし、常々チェックしていたので、ほとんどなり始めの状態で気が付くことができました。
でも、いつものようにボールを投げても、あさっての方向を向いてボールを見失うエルを見て、悲しくなりました。
いつかは…と思っていたけど、こんなに早くなるなんて。。。
かかりつけの病院で診てもらい、眼科へ行きました。
この時は、私の気持ちにも余裕がありましたし、治療にかける時間もありました。
先生と相談して、サプリメントを試してみることにしました。
手術は迷いました。
でも、もしこのままの状態でいたら、運が良ければ目がつぶれないだろうという話を聞いて、見えるようになるためには手術しかないのだと思いました。
でも、迷いました。
この5ヶ月で3回目の全身麻酔です。
怖いです。
また色々なことを考えましたが、右目の時よりも、たくましくなっている自分がいました。
2週間後の検診で、サプリの効果は見られませんでした。
どうする、私？
先生も、私の気持ちをじゅうぶん理解してくれていましたので、素直に色々と相談してみました。
でも、エルの体質を考えると、右目の時のようにギリギリセーフは避けなくてはいけません。
最終的には手術に踏み切りました。
そして、元気なエルとの日々でスタートするはずのブログが、左目の手術の闘病記録でスタートすることになってしまったわけです。
こうして振り返ってみると、当時のことが本当に鮮明に蘇ります。
右目の手術からは2年以上、左目の手術からは、来年の2月で2年を迎えます。
そんなこともあって、左目の手術から1年が経過した今年は、アクティブに活動しました。
視力を取り戻し、元気に遊ぶエルを見る時、ボールをキャッチしたり、フリスビーを追いかけたり、そんなところに落ちてたの？という吸殻をじーっと見つめる様子を見て、その度に『これで良かったんだ』と思います。
見えるという当たり前のことが、とてもうれしく感じるのです。
若年性白内障を乗り越えて、今月末にエルは3歳のお誕生日を迎えます。
これからもずっと、楽しい日々が送れることを願うばかりです。
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最後までお付き合い下さった方、ありがとうございました。
ただの体験談になってしまいましたけど、知らなかった何かを知っていただけたとしたら、うれしく思います。
これからも、エルともども、よろしくお願いします♪
