バニオはペットショップの売れ残りでした。
「犬が飼いたい。」
とは思ってましたが、犬種のこだわりもなく、
保健所に処分犬の問い合わせをしたり
獣医さんに里親募集がないか聞いていましたが
「今はありません」という答えが数ヶ月続きました。
今なら、ペットショップなんていう劣悪な状態での生体販売には反対ですが、その時には深く考えもせず、ペットショップを巡って犬の見物をしていました。
偶然入ったペットショップで、売れ残ったバニオを発見。
薄暗いバリケンに入れられた犬を見て、かわいそうにも思いました。
すでに６ヶ月を過ぎ、柴犬の成犬より一回り大きかったです。
その当時で１７キロあったと思います。
麻呂まゆげに鼻のまわりの斑点。
黒、白、茶の三色。
一目ぼれに近かったと思います。
「もう６ヶ月だから安くしとくよ」
「バーニーズはヨダレは垂れないし、臭くならないし、吠えないし、ラブラドールなんかよりずっと利口で雪国の救助犬だし、言うことないよ」
この店主の言葉を鵜呑みにした私たちがバカだった・・・
えらいこっちゃ 大変な犬を飼うてもうた…
大型犬というものを、バーニーズというものを知らなかった勉強不足のツケが後々まで尾をひくことになろうとは…
