空を飛ぶための翼が欲しい
あの青空を仰げる程の
広く
強く
そんな翼が____
5:翼
あの空を仰げる程の翼が欲しい
そうすれば
この世界を自由に飛び回れるのに
この世界の隅々まで見渡す事ができると言うのに
そして___
「貴方に何時でも逢いに行けるのに…」
ツルギ
ある時は敵へ向ける殺戮のための剣
ある時は己と 愛するべき者を守るための剣
4:剣
______どちらであるにせよ
俺は剣を取った
ぃや 取らなければならなかった
沢山のかなしみを生んでも
憎しみを生んでも
____それが 俺の‘覚悟’だから
敵へ向けるための剣
守るための剣
その両方を兼ね備えて
――――冒すことの出来ない
繊細な笑顔
穢したくない貴女の気高さ
3:気高い
「―――――雨だ……」
雨……。
雨は別に嫌いじゃないけど好きでもない。
何処か矛盾してると思うけど。
2:雨
「―――天気?」
蒼々とした空を眺めていた俺は横に座っている恋人に視点を送った。
「そ。ね、何が好き?やっぱり、空がちゃんと見えるから晴れがいいかな?」
「んなモン………分かんねーよ」
言葉を濁しつつまた空へ視点を戻す。
「ぇー、何でー?自分の事でしょ?」
頬を膨らませながら俺の顔を覗き込んでくる。
「…………ならお前は如何なんだよ?」
俺は逆に聞き返した。
我ながら少し卑怯だと思ったが。
「私?私はね……」
―――ポッ
「―――あっ。雨………」
天気雨だろうか。
太陽は出ているのに雨が降っている。
唖然と空を見つめている時にセシアが言う。
「……雨が好き」
「ぇ………?」
―――――雨。
雨って嫌いだ。
じめじめしてるし、濡れるし
何より一番嫌なのは空が見れないこと。
けど。
雨は好き。
なぜなら……
『雨って、全てを流してくれる気がするから―――――』
―――始まりは何時も此処から。
1:序章
別にいい始まりを期待しているわけじゃない。
始まってしまえば時の歯車は動き出すのだから。
終わっていいわけじゃないけど。
ただ始まって適当に過ごして終わればいい。
‘止まり’は要らない。
――――動き出せ。
運命の歯車はもう動きいたのだから______。
お題を。。
1:序章2:雨3:気高い4:剣5:翼6:水晶7:時計8:空9:敗北10:夢(悪夢)
___です。
ぃや、あと90あるんですがとりあえずここまで。。
配布元は↓
http://crossdoll.cool.ne.jp/100/top.html
とにかく、完了しました……。。
メインのブログよりこっちの更新の方が多くなりそうです……。
主にお題・過去話などを中心にして短文・小説を書いていこうかと。。
……まぁ、気が向けば絵も挿れるかもですが(ぁ
とにかくこれからお付き合い等よろしくです。。。