―――始まりは何時も此処から。
1:序章
別にいい始まりを期待しているわけじゃない。
始まってしまえば時の歯車は動き出すのだから。
終わっていいわけじゃないけど。
ただ始まって適当に過ごして終わればいい。
‘止まり’は要らない。
――――動き出せ。
運命の歯車はもう動きいたのだから______。