ワン友達がノーリードのワンコに襲われたり一向になくならない放置うんＰなど、
まだまだ日本の犬事情には改善の余地がありますが
３月１３日の読売新聞、地域のニュース埼玉版には次のような嬉しい記事が掲載されました。
埼玉県では１９８５年度の犬の登録数約１９万頭から２００４年度は約３４万頭へと
およそ８割も増加した一方、飼えなくなった、もしくは捕獲されて保健所に収容される犬が
１９８５年と比べて今年は１０分の１になる見込みだそうです。
かつての大型犬ブームが去り小型犬に人気があるためとの観測もありますが、
それだけでは登録件数と反比例する収容件数の説明は付かないでしょう。
ここは飼い主のモラルが向上しているんだなと素直に喜びたいところです。
確か２０年前といえば今では寿命を迎えたためかすっかり見かけなくなった
全身エネルギーの塊、シベリアンハスキーが大流行したころです。
そのころは方々でつながれっぱなしの虚しい犬生を送る子達を見かけました。
無尽蔵の体力を誇る彼らのことを知ろうともせずに手を出して
持て余してしまったんでしょうね。
自分が飼おうとしている犬の性格、性質は犬種によって概ねわかるのですから
ぜひとも事前に熟考していただきたいものです。
さて、このような改善傾向は他の県ではどうなのでしょうか？
それは・・・皆さん各自で調べてみてください(￣∇￣*)ゞエヘヘ
ただＨＰを検索していてこんなデータを見つけました。
猫は放し飼いが多く避妊手術の徹底がされていないため望まない出産が多く
毎年ほぼ同じ処分数で推移しているのに対し
犬の殺処分数は全国的に見ても確実な減少傾向にあるようです。
０になる・・・と言うのは大変難しいでしょうが
このまま減り続ければ欧米のように保護→必要に応じて躾→再譲渡の
システム構築は可能になるかもしれません。
ぜひともそうなってもらいたいものですね。
ちなみに現在保護されてから処分されるまでの猶予はたったの２日！
３日目には処分されてしまいます。
１０分の１に減ったんだったら少しは保護期間を延ばしてもいいんじゃない？
凄惨な殺処分についての詳細はこちらのサイトでご覧になれます。
なんとおぞましいことに処分の様子が動画で見られるそうです。
私はとても見る気になれませんが、これから処分を依頼されるという方は
一度見ておく義務があるんじゃないですかね〜・・・
