今日も(泣) せっかくの休日だというのに←病気療養中の私は毎日が休日だけど・・(苦笑)どこも行けない
それに加え、寒かった。
一日ヒーターを入れてたように思う。
昼、偶然つけたTV
動物園で生まれ人工保育で大きくなった北極グマのドキュメンタリーだった。
物語は・・・
母クマが初産でパニックをおこしてしまい、育児放棄をしてしまった。
生まれたのは1頭。女のコ。名前はラッキー
母クマがいなくなった時点から一人の飼育係(男性)が母親になった。
それこそ、3時間おきにミルクはあげなくっちゃいけないし、も刺激させて排出させなくてはならないし・・育児はとにかく忙しい。
隣でパパさんが「3時間おきやって大変やな・・」
ってぬかしやがった
「ちょっと〜!人間だって3時間おきにやってるねんで!アンタは知らんやろうけど(-_-;)」
ほんと、子育てって大変さ
でへへ・・話を元に戻すと・・^^;
昼間は動物園で過ごし、夜はその飼育係さんので寝る。
家族と一緒。とてもほほえましくかわいらしい映像だった。
すくすくと成長し大きくなったラッキー。
遊びのつもりでも爪が鋭い為で過ごすことが無理になってきた頃、夜も動物園で寝るようにした。
しばらくは一晩中鳴いて声を枯らしてしまったようだ。
寂しくて寂しくて仕方なかったんだね・・
私は、この時すでにウルウル状態^^;
夜、寂しくさせてるぶん、飼育係さんは昼間精一杯一緒に遊んであげた。
ほんと、人間の子供と同じ。
後ろにピッタリくっついて一緒に歩く姿が可愛かったな
ぐんぐん大きくなった3歳の頃、動物園側の考えでクマとのスキンシップは危険なので止めるように・・と通達があった。
飼育係りさんは必死でスキンシップの大切さを訴えたがやはり相手は大きなクマ。何かあったからでは遅いということで聞き入れてもらえなかった。
鳴くラッキーに近寄ってあげれない、一緒に遊んであげられない・・。
心を鬼にした・・。
そんな毎日に少し慣れた頃、『人間から巣立ち、仲間と一緒の生活がいいのでは?」と飼育係さんは考えた。
園では北極グマはラッキーの母親しかいない。
母親だといっても、出産後すぐ育児放棄してしまい我が子だとはわかっていたい。
すぐは無茶なので金網越しでの対面をしばらく続けることにした。
初めての対面はラッキーがすっかりビビッて逃げてしまった。
すごく顔が恐怖でこわばっている。
初めてだもんね無理もないよ
そんな金網越しの対面が何ヶ月か続いた頃、ラッキーがケイレン発作を起こした
いろんな検査をしたが、結果はストレスが原因だと結論が出た。
「金網越しの対面」が極度のストレスになっていたようだ。
その時初めて飼育係さんは気がついた。
「仲間同士で生活するのがラッキーにとって幸せ!というのはこっちのおしつけだった。生まれてから仲間も知らないことがこのコにとっては普通で当たり前のことだったんだ」
そして、その日から対面がなくなり、毎日ケイレン止めの薬を飲むようになった。
ケイレンも起きず1年が過ぎた頃、ふたたびケイレンを起こした。
原因は、飼育係りさんが4日間、まとめて休暇を取ったこと。
その最終日に発作が起きた。
慌てて動物園にかけつけた飼育係りさん
インタビューでは「このコにとって、自分がこれほど大きな存在になっているのなら、この先もずっとこのコの副作用のない薬になっていこうと思う」
と言ってらした(*^_^*)
ラッキー。6歳の誕生日、飼育係さんのお宅では手作りのケーキ(ラッキーの名前入り)でお祝いしていた。
もちろんラッキーはいないけどね。
プレゼントはラッキーのいるドアに飾られたメッセージ入りのプレート
『ラッキーは私たちの家族だよ。』のメッセージと共に○○家全員の名前が書いてあった。
きっと、人間とクマ・・姿は違うけど、みんな家族なんだね。
見終わった私、いきなり4ワンをハグした^^;
これからは私の考えを押しつけるんじゃなく、このコ達が幸せなのか?ということを一番に考えたいと思う。
いい番組を偶然に見れたことに感謝<(_ _)>