関東地方も梅雨に入ってしまっていやな季節になりました
こんな記事が載っていたので載せてみました
『ワンニャン村 チップ埋め込み犬猫販売 全頭に迷子防止対策』
ペット販売会社のワンニャン村(東京都新宿区)は、販売する子猫や子犬のすべてに、あらかじめ個体識別番号を記録したマイクロチップの装着を開始した。
同社は年間約二万頭のペットを販売しているが、捨て猫や捨て犬の防止や災害時の飼い主との生き別れを防ぐために、ペット業界で初めてマイクロチップをペットに埋め込んで販売することを決めた。
ペット用のマイクロチップは、直径約二ミリ、長さ約十一ミリの円筒形カプセルに包まれた電子標識。これを、ペットの背中に皮下注射で埋め込む。<BR>注入されたマイクロチップは、体の中を移動しないように工夫されており、臨床試験でもペットにほとんど負担をかけないことが立証されているという。
チップには、国、メーカー、動物種、個体識別番号が書き込まれ、個体識別番号を日本獣医師会が中心になって設立した団体「AIPO(動物ID普及会議)」に登録しておけば、保健所などで専用の読み取り機でチェックすることができる。
同社は、ペット引き渡しの際にマイクロチップを五千円で埋め込み、無料で登録手続きを行う。これにより、飼い主と販売者の責任を明確にできるとしている。
このマイクロチップがあると、愛する家族が万が一迷子になったりして誰かに保護されたときも安心ですよね
それと、あまりいい考えではないですがワンちゃんやネコちゃん達を飼うことを放棄してしまい、遺棄してしまう飼い主さんもいないとも限りませんから、<BR>そういった場合にでも責任を問えるという意味でも意義があると思うわけです。
そんな人がいない世の中になればこんなこと考えなくて済むんですけどねぇ・・・。
でも、現実問題としてはそうも言ってられない状況らしく、『ペットブームの裏側で、年間40万頭の飼い主に見放された犬猫が保健所で殺処分されているといわれ、これを防ぐ手段としてペットへのマイクロチップ装着が注目されていた。』と書かれています。
年間40万頭。
決して少ない数字ではありません。
むしろ、そんなに多くのワンちゃんネコちゃん達が処分されているのかと考えると悲しくなってしまいます
実感として感じていただくためにも、実際40万頭というのはどの位の数字なのか例を挙げてみます。
(一部の地域人口と比較してみましょう)
東京都 品川区 33万6746 人
千葉県 柏市 38万2957 人
上に例を挙げましたが、毎年この人数以上の動物達の命が消えていっているわけです。
これは想像に過ぎないのですが、自分の家族(親、兄弟)が上に挙げた街に住んでいて、理不尽に殺されていくと考えただけでも怖いです。
ワンちゃんやネコちゃんたちは人間の言葉をしゃべれません
でも、自分達が捨てられたことは判るらしく、保健所には悲しい泣き声が響くそうです...
こういった文章はみなさんもどこかで必ず目にはしていると思いますが、ここで改めて考えていただきたいと私は考えます。
by ちせい
http://www.lala-pet.com/