先代 とら兄ちゃんも来たことのある、鳴子狭を歩いたんだ
「すず、はしゃぎ過ぎ〜 まだまだ道は長いよ」
「あたちはね、岩木山も登ったのよ疲れ知らずの楽勝よ」
10月半ば過ぎごろ、ここは紅葉がみごとなんだ
沢山の人たちで賑わって、 とら兄ちゃんは紅葉を見たんだね
ちょろちょろと湧き水が崖から流れてる 「喉がかわいたよ」
「冷たくて美味しいや」
「あたちもカラカラよ〜。パパの手は魔法の手だわ」
ママは懐かしむように歩いていたよ
時々、パパに話かけてる。 とら兄ちゃんのことだよね
へ〜ん とら兄ちゃん、売店の中に入って食べ物のおねだり
してたんだって 3頭一緒に歩いたら楽しいだろうな・・
今日の宿は ペンション リトルウッド
凛君たちも帰る前日泊まったんだって
夕食まで時間があったので、宿の近くのドックランへ
スキー場の隣に、ネットの張られたドックランがある
誰もいない。 スキー場の方が傾斜があって、広くていいや
エメラルドさんから頂いた、すずが音を出なくしたをパパが投げる
ひゃっほ〜い
すずと競って追いかける
「イヤ〜 お兄ちゃん、はあたちのよ〜」
をキャッチしたのはボクだけど・・・・ほっぺちぎりをされ
は・・ ポ・ト・ン・・・
「このはあたちのなのよ あたちの噛んだしるしがあるでしょっ」
飲み物を買いにホテルへ行くと・・・ついてきてるんだなまめが・・
よそ見をしている間、入り口から入らずに非常口へ・・・まいてやった
まめは気がついていない・・。におい嗅ぎに夢中だったもの (しめしめ)
売店に行くと・・フロントの人が目線を下にして、笑いながらお話してる?
目線の下には・・・・
まいたはずの。。まめちゃんが・・ニッコリと笑ってる
他人の振りをしたが、親はバレバレのよう
フロントのお兄さん、やさしいね 軽く会釈して微笑んでいる
だから私も、しっしっ〜しながら ほ・ほ・え・み・返し
宿に帰ってからすずが・・・
「ねえ、お兄ちゃん。ホテルで何かしたの?
なに食べてきたの?」
「ホテルのお兄さんにをいっぱいいただいたのさ
とどっちがいい?」
「明日、はお兄ちゃんにあげるから、ホテルに連れて行って」
続く・・・