「待ってよ〜、長さがなくても足さばきは早いんだから」

 

　　　　　　　　　　　　　　「あれはなあに？」

 

　　　　　　　　「お船だよ。人もボクたちも、だって乗せちゃうんだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だけど・・ボクは好きではない・・。

　　　　　　　　　　　　　　狭いケージの中でひとりぽっちで監禁だよ」

　　　　　　　（北海道旅行のとき乗船したね。泣きっぱなしだったっけ）

 

　　　　　　　　まだまだ気合が入っている　多分・・襲ってくるだろう

　　　　　　　パパ、助けて　

　　　　　　　ボクだって海をみながらひとりになりたいんだ・・・　　キザね

 

　　　　　　「あたちはいつだってお兄ちゃんと一緒なの　　遊びましょ」

　　　　　決してドックラン日和とは言いがたいけれど・・（風が強く寒い）

　　　　　ズの笑顔をみていると、震える寒さが笑いに変わる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　もうしばらく遊んでいきましょうね　

　　　　　　　　　　身体は寒いけれど、ズの喜びに心が暖まる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　海のドックランは最高だね