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林の中で出産した犬のその後の報告。
今日の午前中に捕獲し
午後1時過ぎから
里親にお渡しする手はずです。と
幼稚園の先生から連絡をいただきました。
どうしても里親が見つからなかったら
また連絡を下さい!と伝えたけど
やはり気になってしょうがないので
1時半頃、園へ向かいました。
園の駐車場の前を通りかかると
止めてある車に
大事そうにダンボールを置くお父さん。
ふたが開いているので
きっと中に仔犬がいるのでしょう。
タオルでくるんだラブの仔犬のような顔をした
白い可愛い仔犬を大事そうに抱いている小学生。
みんな幸せそうな顔をしていました。
きっと仔犬たちも幸せになれるだろう・・・
そう思いながら園に到着。
事務長さんから聞いたことは
仔犬は4頭いたが
全部行き先が決まったという事。
母犬はとても凶暴で手が付けられない状態。
おそらく一度も人間と暮らした事のない
生まれながらの野良だろう。
保健所の人とも相談し
そのまま引き取ってもらったという事。
正直、えっ?もう引き渡しちゃったの?
このまま私が保健所に行き
引き取って来ようか・・・
飼育放棄とは違い
一度も人間を信用していない犬を
保護活動もしたことのない
こんな素人が引き取って
どうにも出来なかったらどうする?
かえってみんなが不幸になるのかもしれない・・・
車を運転しながら
どうしよう・・・
どうしよう・・・
結局迎えには行けませんでした。
今まで沢山の犬と暮らしてきた
愛犬家の先生夫妻が
この母犬だけはどうしようも出来ないと
苦渋の決断をされたのだから・・・
せめて母犬の分まで
母犬が命懸けで産んだ子犬たちだけは
幸せになって欲しい。
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Posted by なべこ | 2008/03/24 14:57:55 | TrackBack:x | Comments:x |