２００３年の７月の画像

この日チャコは庭の隅にある梅の老木の根っこに大きな穴を掘った。

とても楽しそうに・・・

春にきれいに咲かせたギボウシもコデマリやユキヤナギも終わった後だったから良かったものの翌年の花は咲かなかったように記憶している。

あの頃は庭もはメチャクチャだったなぁ〜

夏・・・あまりにもエアコンばかりでは幾らワンでも身体に悪かろうと、風の吹く庭に放してやると穴を掘ってその中に座り込んで得意げな顔していたっけ!!

こらぁ〜って大きな声を張り上げてばっかりいたような気がする。

チャコが聞き訳が良くなってあまりイタズラしなくなってからわが家の庭には色とりどりの花が咲くようになり、介護が必要になった一昨年から去年にかけてチャコを介護しながら私はせっせとガーデニングに・・・。

今日は２月１９日・・・ルビー嬢は産気づいているだろうか・・・??

予定日は　明日・・・だ。

ある夏の夕方・・・ララもチャコも居たころ・・・

わが家の父さんは、あの頃友達を呼んでよくマージャンをする。ふたりはあのやかましいジャラジャラが大好きだった。

あの音がするときは大好きな父さんがいる・・・と覚えてしまったようだった。

ある夏の夕方、私はララとチャコを連れて散歩に出かけた。何時もの散歩コースを一回りしてわが家の近くに有る中国電力の独身寮の前まで来たとき二人は其処にどっかりと座り込んで動かなくなった。

『帰ろうよぉ〜』動かない、なだめてもすかしても動こうとしない。

疲れたの・・・じゃー少し休もうか・・・と私も仕方なく一休み・・・。

そこで私はハタッと気が付いた。

独身寮の開け放たれた窓からジャラジャラとパイの混ぜる音が聞こえている。

『コイツら・・・あの音が聞こえたのか・・・』

あの音＝父さん・・・ソレに気が付いたとき・・・なんて可愛いく・・・じらしいヤツ・・・。

思わずふたりを抱きしめたっけ・・・。

なかなか帰らない私たちを心配して父さんが迎えに来た。

音のする窓と父さんを交互に眺めてやっと腰を上げた２人・・・

懐かしい夏の想い出・・・。

２月１７日・・・雪が積もった。

この冬一番多く積もった。

こんな朝思い出すのは雪の大好きだったチャコのこと・・・。

この写真を撮ったのは２００５年の２

月だった。

ホントに寒いのは何とも思わないチャコだった。

わた雪がボソボソ降っているのに頭に帽子をかぶったように雪を乗っけたまま雪の中に座り込んで風に向かって鼻を・・・・ゞ(＿△＿ )ゞ ヒクッヒクッさせてご満悦なチャコだった。

わが家に来るはずの白い天使が生まれるまであと３日・・・ひょっとするともう産気づいているかもしれない・・・と思うとわくわくしてくる。

そして・・・初産だというルビー嬢の安産であることを祈っている。

可愛い女の子を産んで・・・ね。