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秋といえば、まず紅葉。 というわけで、家から車で約30分の山登りに行ってきました。
何年か前に植樹祭が開催され、天皇陛下も参加されたという事だけあって県で管理されているから トイレは綺麗だし、ハイキングコースもとても綺麗に整備されている山。 そのくせ、土日に行っても人がいないいない。メジャーじゃないらしい・・・。 名前が『県民の森』なのにね。 まぁ、道も整備されているので山道運転が苦手な私でも登って行ける訳で。 でもホントいい場所なんだ〜。東京ドーム3個分(書いてあった)の広さの芝生があってさ。 人がいないから独り占めなんだもん。ここを見つけた時、『やっぱり田舎に帰ってきて良かった』って思った。
天気は快晴。目的場所へ着く途中の道は赤く色付いた山の木が綺麗。道を横断するリス…。 う〜ん!!!楽しみ☆目的場所のハイキングコースは歩いたら気持ちが良いだろ〜♪ 何て考え、ひなの用と私用の湧き水を汲みその場所に到着〜。
…道がクネクネ曲がってて、ハンドル握るのに精一杯だったの。でね、何となく気が付いてたの。山の上、雲かかってるな〜って。 それに何か木も葉っぱが無い。
もう雪も降ったらしい。木影に雪が残ってるよ。
熊笹が生えている山。多分ハクビシンとかテンがいるみたいでガサガサいってます。
ハイキングコースに入ると、風の音と、小鳥の声しか聞こえません。山は完璧に紅葉が終わり、既に冬山の様相です。雲のせいでだんだん薄暗くなってくるし、息が白い…。
思い出しちゃいました。
この山は今年の夏、東京の中学生が宿泊学習のハイキング中に遭難して熊に出会ったと言う山。
怖い
怖すぎる
ハイキングコース、引き返すにも怖すぎてもう早歩き。 頭に浮かぶのは、『熊に出会ったときの対処法』ばっかり。もう恐怖心しかない。景色なんて頭に入ってこない。 いざとなったらひなのに頑張ってもらう事も考えたけど、ひなのは絶対腹を出して終わりだろう。私が頑張るしかない。
そういえば、熊は臆病だから山歩きのときは音を立てながら歩いた方が良いらしい。そうだ、歌を歌おう!何がいいかな?何…何…!?早く歌わなきゃ!
そして口から出てきた歌は、
森のクマさん
もう駄目。絶対出てくる。だって軽くクマさん誘ってるもん。
まぁ、こうしてブログを書いている訳で、無事生還・です。
久々の恐怖体験でした。
街に戻って来て、街中の小さい公園で紅葉を堪能しました。
もうしばらく山には行きません。つうか怖くて行けません。詳しい人に聞いたら、まだまだクマさん 活動中らしいです。
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