ワンコにとって、大好きなものと言えばご飯
そして、お散歩
ワンコにとってお散歩は、ストレス発散になったり
他のワンコとの情報交換の場だったり
太陽光を浴びる事による、栄養吸収の促進だったり
そして飼い主さんとのコミュニケーションの一つだったり…
ワンコの心と体に、とってもいいお散歩。
もちろん、我が家のテト&クッキーもお散歩大好き
…のはずなんですが。
家を出るまでは大喜び&ハイテンションになるくせに
外に出た途端、毎日行われるクッキーの座り込み…
散歩を嫌がるのには色々と理由があるようですが
クッキーの場合、パピー特有のリーダー決めの儀式が始まったようです。
本来、ワンコは群で生活する動物です。
その群の中にリーダーを据え、2位3位と縦一列の順位を決め
「上位の者は下位の者を守り、下位の者は上位の者に従う」
と言う暮らしをしていました。
現在のワンコも同じで、人間と暮らす家族を群とみなし
その中でのリーダーを決め、自分の順位を決め生活しています。
その為、ワンコは生後5・6か月くらいから、このリーダーを決めるいくつかの
行動を取るようになります。
・散歩中に歩かない
・散歩中、自分が行きたい方へと飼い主さんを引っ張る
・体調が悪い訳でもないのにご飯を食べない
などなど…
色々な技を駆使して、ワンコ達は家族の中の順位を決めていきます。
この期間は様々で、慎重な子は2年以上かけてリーダーを決める子も居るそうです。
…てな訳で、クッキーの座り込みはこのリーダー決めの一つだと思われます。
そしてクッキーの要求は
と言うもののようです。
ここで「仕方ないな〜」と、座っているクッキーの元まで行き
抱っこしてしまうと、クッキーの要求が通った事になり
私の方がクッキーの命令に従う=クッキーの方が上位
となってしまう危険性があるので、クッキーが歩き出すまでジッと待機。
しばらく待ってみても歩かないときには、しゃがんでクッキーを呼びます。
すると…
てな感じで、寄って来るので
足元まで歩いてこれたら、撫で撫でしながら褒めてあげます。
これでまともに歩いてくれればいいのですが
敵も中々のツワモノ。
再びこんな感じ。
どうしても歩かない…
そんな時には最終手段!!
リードを離して、歩き出します。
もちろん、周りを確認し危険がないと判断した時にしかしませんが…
すると「歩かないと置いていかれる!」と焦ったのでしょう
もうダッシュで追いかけてきます。
そりゃもう、必死に。
こうして、無事にお散歩を続けられる訳ですが
翌日にはまた最初からの繰り返し…
クッキーの座り込みとの戦いが続く訳です。
一緒にお散歩中のテトちゃんは、クッキーを待っている間
大好きなお散歩も中断。
まだ行かないの?
と言う、視線を私に向けながらも大人しく待っていてくれます。
ごめんね〜テトちゃん。
そして良い子で待ってくれてありがとー