マルク）僕、シュナウザーのマルクです。
　　　僕は、あまり子犬が好きではありません。
　　　すぐに興奮するし、しつこいし…。
　　　でも、近くに住んでいる銀太くんは何か
　　　気になるものがあって、つい立ち寄って
　　　しまいます。
　　　今日もまた、銀太くんのお店の前を
　　　うっかり通ってしまいました。





銀太）あっ!?マルクくんだぁ〜♪
　　　マルクくん〜マルクくん〜♪
マルク）あ〜…。やっぱり、しつこいなぁ〜。










銀太）くんくん。くんくん。
マルク）あ〜。また、お尻の匂いを嗅ぐ〜。
銀太）だって、マルクくんの匂いを知りたいんだも〜ん。
マルク）…銀太くん。もう知ってはずじゃないか〜。








マルク）いいかい？銀太くん。
　　　少しは落ち着きなさい。
　　　もう少し落ち着いて、大人になったら
　　　一緒に遊んであげるからね。
　　　その時は、ししまる（柴犬）と一緒に
　　　遊ぼう。







マルク）…それじゃ、銀太くん。
　　　僕はそろそろ行くよ。
　　　See you again〜。

銀太）えっ!?マルクくん、もう行っちゃうの？
　　　マルクく〜ん!!
かむ、ばぁ〜っっく〜!!



　　　…今度は一緒に遊ぼうね。