状況が刻一刻と変わっていますので追加報告します。
8月27日
朝から容態は悪化の一途。 胸からの出血が確認され、レントゲンは真っ白にしか写らず。 このままでは輸血しても意味がない可能性が高く、現在の 病院では手の打ちようがない為、紹介状を頂いて少し遠いが 施設の整った病院へ転院。
転院先の病院で腫瘍らしき影の存在を確認。
8月28日
腫瘍らしき影は見つかったものの、根本的な治療方針が定まらず 対処療法で症状の悪化を何とか食い止めようとするが、徐々に 貧血の度合いが進行。
午後になり、院長先生からCTスキャンによる検査と結果如何に よっては手術を行う方法を打診される。体力的な面から見て大分 危険な賭になりそうであるが、他に方法が見あたらないため、 翌日にCT検査を行う段取りを整える。
少しでも身体の負担を減らすべく、胸に溜まった血を抜く。血栓症 など危険性も伴うが、敢えてメリットを重視する。1リットルほど抜く。 幾分か楽になったのか、今までにない穏やかな表情を見せる。
8月29日
朝、昨日に比べるといくぶん落ち着いているように見えるが、容態を 示す数値は非情。もうCTもできるかどうかギリギリのライン。 通常の麻酔ではそのまま安楽死に繋がりかねないほどの貧血状態。
それでも何とか検査を受けるべく準備に取りかかる。 再び胸の血を抜く。 全ては甲斐姫の体力次第。
酸素濃度がかなり危険状態に陥ったものの、CT検査を終える。 右側前葉に大きな影があり、それを何とか切除できないか検討する。 最終的に、甲斐姫を院長先生に託すことにする。
手術室に移される甲斐姫。 窓の付いた見学スペースも案内されたが、見届ける気力がなく、 弟が「可哀想だから」と見届けることに。
手術開始から程なくして「続行」の知らせが入る。まだ望みはある。
何とか気力を振り絞って見学スペースに向かう。 何度となく気が遠のきそうになるが、赤黒い腫瘍らしき物体が 切り取られるのを見届ける。
やがて院長先生が手術室を出る。 あとは縫合のみで終わる。甲斐姫の頑張りで一つの山を越える事が 出来た、任せてくださってありがとう。と言われた。
縫合も無事に済んだ甲斐姫と手術室で対面。 もうこの頑張りには何も言う事がない。まだもうちょっと頑張ってもらって 身体を癒してもらわないといけないが、とりあえず大きな山を越えた事を 喜びたい。
今はまだ熱が高いけど、きっと全部乗り越えて無事に家に帰れるはず。
今日は会社帰りに病院へ行く予定です。 |