切り取った部位の診断報告書です。少し簡単に説明します。肥満細胞腫グレード1から3でグレード2。所見 円形から類円形の核と類円形から多円形の細胞質を有する肥満細胞由来の腫瘍細胞がびまん性あるいは充実性に増殖してます 腫瘍細胞の細胞質は比較的豊富で細胞内顆粒も多く観察されますが細胞質は真皮から皮下組織に限局性に増殖してるため マージンは確保されています。標本上では脈管侵襲像も認められません 先生いわく 割と狭い部分で悪い組織が集まってるのでとれるだけはとれていて血管にその悪い部分はなかった みたいな意味らしいです 予後 マージンは確保されていますが再発と転移には十分な注意が必要です 多くの腫瘍細胞の異形は比較的低く広い細胞質と豊富な顆粒をもつなどの分化が観察され病巣は限局性ですが一部で未分化な腫瘍細胞も増殖すること皮下組織において増殖してることからグレード2と診断され 三年半の生存率は55% (腫瘍を完全切除し化学療法をしない場合)肥満細胞腫は悪性度が低い場合でも転移することから今度とも転移に十分注意 との
こと いいことがかいてあるのか悪いのか微妙な感じ 難しくてわかりにくいです なにしろ要注意てことみたい