今日はワンコの事ではないんです。
私の叔母(父の妹)の事なんですが・・・
昔はホステスが100人も居るような東京の大きなキャバレーで
ナンバーワンを維持し華やかな生活をしていた叔母。
波乱万丈の人生を過ごし、幸せな結婚もしたが自分から放棄して
自由に生きてきた。
同じ市内に居ても会うこともなく、便りのないのが元気な証拠と思っていた。
今、マイケルは病院実習で色々な病院に入り実践看護をしている。
今は厳しい精神科で実習をしている。
そこに・・・その叔母が居た。
名前を聞いたときの驚きは相当のものだっただろう・・・
叔母とはマイケルが小さい時にしか会っていないので
本人はあまり覚えていないらしく・・・
でも、あまりにも変わり果てた容姿に驚くばかりだったようだ。
車椅子に固定された叔母の食事の世話をしたらしい。
これ見よがしに名札を見せても分かるはずもなく・・・
今日、実習から帰り叔母の話を聞いていると
哀れで悲しくて・・・
不良だった私のただ一人の味方をしてくれたのが叔母だった。
真面目な一家の中で、どうしょうもないのが叔母と私だった。
どんな時でも私を受け入れてくれたのは叔母だった。
今は哀れにしかみえないが、でも、もしかしたら本人は
最高に幸せな人生だったかも・・・
それは誰にもわからない事だけど・・・
変わり果てた叔母を見るのはとても辛いが・・・
来週会いに行こうと思う。
生きてる会えるのも最後だろうし・・・
人生って・・・
哀しいだけなのか・・・