午後8時前に手術が無事、終了したとの連絡が病院から入りました。
すぐ駆けつけると、みかんはまだ麻酔が抜けず、ボンヤリしていました。
「みかん、パパだよ。よくがんばったね」
声をかけてもしばらく反応しませんでしたが、頭を撫でているうちに、一声「ファン!」と叫んでケージの戸口まで走り寄ってきました。
まだ眠いらしくて、すぐに瞼が垂れてきます。今夜から、しばらく入院生活です。後ろ髪を引かれる思いで病棟?を離れ、先生の所見をうかがいました。
意外なことに、胃腸のどこを探しても異物は見つからなかったんだそうです。
「見落とすといけないので、全部で3回、すみずみまで触ってたしかめたんですけど、何もありませんでした」
そこで疑われるのが、急性の膵炎か、ストレスなどによって起きる胃腸の急激な機能低下現象なんだそうです。
「カミナリにびっくりしたとか、そういうことはありませんでしたか?」
そういえば、一昨日、昨日と夕方、激しい雷雨だったので、ひょっとするとお留守番中、パニックを起こしていたのかもしれません。ただ、みかんは元来、非常なのんびり屋さんで、近くにカミナリが落ちても平気なタチです。ちょっとカミナリの線は考えられないなぁ、と思います。
というわけで、今日の段階では病因はわからずじまい。明日、容態が落ち着いたところで検査をして膵臓の機能を調べましょう、ということになりました。
お腹まで開いたのに原因が見つからなくて、なんだかすっきりしませんが、今後は内科的な治療になるそうです。
みかんにとっては、長くて辛い1日でした。でも、なんとか無事に乗り切ってくれました。
えらいぞ。よくがんばったね!